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2015年5月5日 放送 第664回
隠れた〝こだわりの菓子〟 驚きの販売手法!

全国に菓子メーカーは約1万社。そのうち従業員100人以下の中小メーカーは9割にのぼる。しかしその多くは大手の菓子メーカーにおされ苦戦している。 品質や製法にこだわったお菓子を作りながらも、工場の規模が小さいため製造できる量が限られていたり、こだわりの素材や製法ゆえ賞味期限が短いなどの理由で、大手スーパーやドラッグストアでなかなか店頭に置いてもらえないのも一因だ。そんな陽の当たらない中小菓子メーカーのなかから、キラリと光るお菓子を見つけ出し、高値で売りまくる菓子の卸問屋があった!さらに消えゆく日本の飴文化を再生させようと、これまでにない手法で販売する動きも出てきた。客をもてなすために生まれ、全国各地でバラエティ豊かに進化してきた日本のお菓子。中小メーカーだからこそできる「こだわりのお菓子」を再評価し、世の中に広めようとする新たな取り組みを追う。
放送内容詳細
なぜ無名のお菓子が売れるようになるのか?

菓子問屋で小売りも手がける二木。東京・上野のアメ横で創業した二木は現在、関東近郊に17店舗を展開している。売り上げ好調の二木では、独自の売り場づくりをしている。大手スーパーで扱っている定番の菓子のかわりに、ずらっと置かれているのは地方の中小メーカーの名もないお菓子。高級品やこだわりの商品が目立つが、これが飛ぶように売れるというのだ。創業者の孫で専務の二木英一さんは言う。「小さな工場で作られた美味しいお菓子こそ、大手が大量生産する菓子に対抗できる可能性を秘めている。」そんな地方の無名のお菓子を売る様々な工夫があるという。そんな二木が目を付けた菓子が福島県喜多方市にある「おくや」の豆菓子。原料の落花生の良さを最大限生かした製法でつくっているため、これまでにない味を実現しているのだが、これまで地元中心の販売しかしてこなかった。これまで数々の地方のお菓子を広めてきた二木はどう売るのか?
新たな手法で日本の飴文化を守る!

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト | 吉田兄弟 |
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曲名 | 百花繚乱 DAISHI DANCE REMIX |
アルバム | PRANA |
本編6分4秒。
東京・上野にある「二木の菓子」
大手メーカーの菓子も並んでいるが、売り上げの7割は地方の中小メーカーが作る菓子だという。
このシーンで使用している曲は「百花繚乱 DAISHI DANCE REMIX」
津軽三味線奏者、吉田兄弟によるアルバム「PRANA」に収録されている。
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