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2026年7月24日 放送 第1226回
寺クライシス!~後継者がいない、その時~
内容詳細
‟ニッポンの寺"がピンチ!廃寺が続出…売買も!?
新潟県妙高市。雑草が生い茂り荒れ果てた建物があった。かつて長泉寺と呼ばれた寺だ。6年前に住職が亡くなり、後継ぎもいないため、今年になって正式に宗教法人の解散手続きが受理された。周辺住民は「昔は地域の公民館のような存在だった」と語る。今、こうした「廃寺」が日本全国で続出している。中には売買され、悪用されるケースもあるという。大阪市で宗教法人の売買を手がけているというブローカーの山本隆雄氏を直撃。そのサイトには、伝統ある仏教寺院から新興宗教までおよそ200もの宗教法人の売買情報が掲載されている。後継者不足や経営難から寺を手放す住職が増えているためだという。山本氏は宗教法人の売買の危うい点も指摘する。税制の優遇を悪用しようというケースがあるからだ。そして近年目立つのが中国人からの問い合わせ。実際、中国のSNSを見ると「日本の寺」の売買をうたう投稿が写真付きで上げられていた。その売買の実態を追った。
廃寺の危機を救え…後継者を探すプロジェクト!
富山県富山市にある東薬寺は大宝元年(701年)創建と伝わり、後に東大寺の大仏建立にも貢献した行基ゆかりの由緒ある寺。仏像は富山県の指定文化財にもなっている。住職の人見照道さんは現在84歳、2年前から後継者を探すも、いまだに見つかっていない。まさに廃寺の危機が迫っていた。そんな人見さんが頼ったのは一般社団法人サンガ。後継者のいない寺と希望する僧侶をつなげる活動などをしている団体だ。代表の眞田信之さんは「寺を継承したい僧侶は少なくないものの、そうした僧侶と後継者を探している寺が出会う機会が少ないことに問題意識を感じていた」と語る。果たして眞田さんは、廃寺の危機にある東薬寺に後継者候補を連れてくることはできるのか、そして住職の人見さんのお眼鏡にかなうのか。その行方を追う。
「3つの寺」の住職を掛け持ち…次の世代へ寺をつなげる!
長野県上田市にある真言宗智山派の西光寺。父親が住職を務めるこの寺を取り仕切るのは、副住職の西川秀純さん(42歳)。かつて500軒以上あった檀家は今400軒ほどに減少。葬式や法事の読経料や戒名料など、いわゆる「お布施」が主な収入源だが、そのほとんどが寺の修繕費や経費などに使われ、給料として得られるのはわずかなものだという。そんな西川さん、実は西光寺以外にも2つの寺の住職を兼務している。同じ上田市にある「観音寺」と、隣接する千曲市にある「智識寺」だ。どちらも住職がいなくなり、地域住民に懇願されて引き継いだ。後継者が不足する時代、西川さんのように寺を掛け持ちする住職が増えているという。しかし、その運営は困難を極めていた。なかでも智識寺は、国の重要文化財も有する伝統ある寺。しかし、「祈願寺」と呼ばれる檀家を持たない形態のため、その運営は祈祷料や、お札・お守りの販売、周辺住民の寄付に頼らざるを得ない。引き継いだ時、境内は荒れ倒木の危険もある状態だったという。伐採には1本約100万円かかる。寺を次の世代へつなげる、そのために必要な持続可能な寺として運営していくこと。西川さんが始めた新たな挑戦に密着する。
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2025年4月28日










