日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週金曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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201781 放送 第776

ニッポン転換のとき 第四弾 追跡!"絶望職場"の担い手たち

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コンビニエンスストアや飲食店で目にする、外国人店員の姿。今後、労働人口が減少する日本では、外国人はますます重要な労働力となりつつある。外国人と国内の労働現場を結びつけるもののひとつが、「外国人技能実習制度」というシステムだ。外国人に技術を移転し、その国の経済発展を担う人材を育成する"国際貢献"が目的だが、実際には人手不足に悩む中小企業や農業、漁業といった一次産業に「労働力」を提供する役割を果たしている。しかしその現場の多くでは、違法な長時間労働や賃金の不払いといった問題が...。番組では、外国人が直面する過酷な労働現場を取材。その実態を明らかにするとともに、外国人労働者と共生を図る企業の取り組みも追った。私たちの暮らしを支えてくれる外国人労働力を生かしつつ、彼らのためにもなる「働き方」とは−−。

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放送内容詳細

長時間労働、賃金不払い…外国人実習生を取り巻く 日本の"実態"

去年8月、驚くべき数字が厚生労働省から発表された。実習生を受け入れている5173事業所を調べたところ、なんと7割で労働基準法などの法令違反があったのだ。しかも前年より24%増えて、2年連続で過去最多を更新。実習生を不当に働かせる業者が後を絶たない実態が浮き彫りになった。外国人実習生の待遇改善や保護活動に取り組んでいるのが、岐阜一般労働組合の甄凱(けん かい)さん。1986年に中国から留学生として来日。卒業後、日本の紳士服メーカーに就職し、工場で働く実習生を世話する仕事をしていた。その後、実習生から長時間労働や賃金の不払いなど様々な相談を受け、外国人実習生のための労働組合を結成した。その甄凱さんのもとに、岐阜県内で働く中国人の女性実習生5人から連絡が。助けを求めてきたのだ。2年半にわたって縫製工場で働いてきたが、1日平均15時間、土日も休みなく働かされ、体調が悪くても病院にも連れて行ってくれないという。未払い賃金は、2年半で620万円にのぼるとみられる。実は、その背景には、日本のアパレル業界で下請け企業が抱える苦境が…。いったい今、日本の縫製業界の現場で何が起きているのか。そして、甄凱さんと実習生は、未払い賃金を取り戻すことはできるのか?

できる外国人を囲い込め! 〜地方企業、独自の挑戦〜

外国人に技術を移転し、その国の経済発展を担う人材を育成する「外国人技能実習制度」というシステム。実は、大きな問題を抱えていた。実習生が日本で高い技術を身に付けても、滞在期間が過ぎると、母国に帰らざるを得ない。しかしその母国では、そこまでの技術を使った仕事が存在しないため、身につけたノウハウを活かせないケースがほとんど…。「技術移転で国際貢献」という本来の目的は、果たされていないのが実態だ。一方で、外国人を指導した日本企業も、期限が来ればせっかく育てた労働力を手放さざるをえない、という問題も抱えている。そうした問題を自らの力で解決しようと挑戦を始めたのが、石油地下タンク製造、販売で国内シェアのトップを占める「玉田工業」(石川県金沢市)だ。自社で3年間経験を積んだ実習生を、ベトナムに設けた自社工場で採用。現地のスタッフを指導するリーダーとして働いてもらおうと考えていた。熊本県菊池市。玉田工業の九州工場に、5月で3年の実習期間を終えるベトナム人実習生、ティンさん(29歳)がいた。妻子をベトナムに残して一度も帰国することなく3年間働き、高い溶接技術を身につけた。いよいよベトナムに記憶し、現地でスタッフを教えてもらおうと考えていた玉田工業だが、意外な“壁”が立ちはだかった…。

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト Jan A. P. Kaczmarek
曲名 The Visitor Overture
アルバム 扉をたたく人

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本編35分59秒。 ベトナムから実習生として日本に働きにきているティンさん。 3年の期限を終え、ベトナムへ帰る日がやってきた。 このシーンで使用している曲は「The Visitor Overture」 ポーランド出身の作曲家、Jan A. P. Kaczmarekによるサウンドトラック「扉をたたく人」に収録されている。

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