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2018年6月19日 放送 第819回
"新食材"で起死回生!
放送内容詳細
“ニッポンの米”復活へ!ヤンマーが作る『米の“ジュレ”』

いま注目を集めている新食材の一つ、米から作った『ライスジュレ』。米と水の配合割合を変えるだけで、やわらかいゼリーのような状態から、ゴムボールのような高弾性の状態まで、硬さを自由自在に変えることができる。そのため、パンであってもソフトクリームであってもケーキであっても麺類であっても、様々な食品に加工することができる。例えば今、グルテンフリーで注目を浴びる米を使ったパン。普通の米粉パンに比べて、ジュレを使って作ったパンはもっちりとして、食感がまるで違うという。 このライスジュレを仕掛けているのは、大手の農業機械メーカー「ヤンマー」。トラクターやコンバインなど“米づくり”に欠かせない機械を作ってきた。日本人の“米離れ”が深刻になり、農家も激減する中、日本の農業や会社の将来に危機感を持っているヤンマーは、この新食材を米消費の“起死回生”の切り札にしたいと意気込んでいる。2年前にはライスジュレ専用の工場を立ち上げた。主食米に比べ収穫量が多く安定栽培が可能な「高アミロース米」を撹拌させることでライスジュレを大量生産。ジュレにすることで、保水性が高まり、食品のみずみずしさやこれまでのない食感を得られるという。 社運をもかけた新たな事業を任されたのは、ヤンマーアグリイノベーションの社長・橋本康治さん。全国の農家に出向いて、ライスジュレに合った米の栽培方も伝授。苦境に立つ農家に寄り添い、米の出荷量を増やそうと、二人三脚でプロジェクトを進めている。「農家さんに儲けてもらわないと、本業の農業機械も売れない。新しい市場をつくることができれば」と意気込む橋本さん。ここにきてパンやお好み焼きなど、様々な食品に使われ始めたライスジュレだが、取引量はまだまだこれから。そんな橋本さんのもとに、ビッグチャンスが訪れた。興味を持ってくれたのは、北海道土産の定番、『白い恋人』を作る菓子メーカー。ライスジュレはどんな姿に形を変え、消費者からどのような評価を受けるのだろうか。
ニッポンの食卓を変える!? “野菜の紙”

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト | Penguin Cafe Orchestra |
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曲名 | Horns of the Bull |
アルバム | Signs Of Life |
本編0分25秒。 二子玉川で人気のグルテンフリー専門店。 人気の食パンの美味しさの秘訣はライスジュレと呼ばれる新食材にあった。 このシーンで使用している曲は「Horns of the Bull」 ペンギンカフェによるアルバム「Signs Of Life」に収録されている。
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