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2019年9月3日 放送 第879回
「肉」の王 戦国時代!~「外食王」第7弾~
放送内容詳細
新興勢力が次々と…仁義なき「肉戦争」

厚切りの本格ステーキをファストフード感覚で気軽に食べられると話題を呼んだ「いきなりステーキ」の開業から6年。成功を受けて、似たようなコンセプトのステーキ店が次々生まれている。50グラム単位でオーダーカットできる「やっぱりあさくま」に、松屋フーズが展開する「ステーキ屋松」。そして他社の業態の模倣が一部で批判を浴びている「モンテローザ」からは、コンセプトから内装まで酷似した「カミナリステーキ」が登場した。
急成長から一転…どうなる?「いきなり!ステーキ」

上質なステーキを量り売りで手軽に食べられる。これまでになかった斬新なスタイルで一大ブームを築いた「いきなり!ステーキ」。2013年、東銀座に1号店を開店させると、翌年には386店に急拡大。現在は国内470店(2019年6月時点)にまで広がっている。しかし店舗拡大の裏側で、売り上げに苦しむ店舗も多く出てきている。既存店売り上げは2018年以降、前年割れが続き、今年3月にはマイナス26.7%にまで達した。ライバル店の出現に輪をかけ、急拡大によって「共食い」、自社競合が発生しているからだという。「一度立ち止まって出店計画を見直すことが必要」と、これまでの経営方針の変更を余儀なくされているのが、運営する「ペッパーフードサービス」の一瀬邦夫社長。いきなりステーキの生みの親でもある。今年5月、一瀬さんは早速既存店の改革に乗り出した。社運をかけた新業態、果たして成功させる手立ては見つかるのか?
ステーキVS焼肉 新業態が続々登場!
ステーキブームに続いて最近話題となっているのが、「焼肉」の新業態だ。中でも拡大しつつあるのが立ち食い焼肉をウリにする「治郎丸」だ。最大の特徴は、A5ランクをはじめとした上質な肉を“ひと切れ”から注文できるということ。ひと切れ300円する高級肉もある一方、30円のホルモンなどリーズナブルな商品も多数ラインナップ。サラリーマンや若者たちから絶大な支持を得ている。こうした動きの中で、2014年に首都圏の焼肉店で6.3%だった「ひとり客」の数は、2018年に9.5%まで増加している。
大人気「焼肉ライク」独自取材!新戦略の全貌

そんな“おひとり様スタイル”の焼肉を極限まで追求した業態がいま大人気だ。東京、新橋。行列をつくるのは、去年8月にオープンした「焼肉ライク」。
1人1台の無煙ロースターを用意し、肉質にこだわった焼肉を手軽に味わえるという「ひとり焼肉」のスタイルが受け、新橋店の1ヶ月の売り上げは1500万円にも上る。この新業態を考案したのは「牛角」の創業者である西山知義さん。「俺のフレンチ」や「いきなりステーキ」が話題になったことで、焼肉にも1人で気軽に食べたいというニーズがあると確信したという。
全国300店舗という目標を掲げる焼肉ライク。どんな手を打つのだろうか?
今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト | SOIL & "PIMP" SESSIONS |
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曲名 | Mirror Boy |
アルバム | 6 |
本編0分51秒。
中目黒にあるとあるしゃぶしゃぶ店。
ここは席1つ1つに鍋がついており、自分好みの鍋を気兼ねなく堪能できると人気を呼んでいる。
このシーンで使用している曲は「Mirror Boy」
SOIL & "PIMP" SESSIONSによるアルバム「6」に収録されている。
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