日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週火曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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2019917 放送 第881

華麗なるカレー戦争2

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年間100億皿。日本人にとって"国民食"となっているカレー。
その市場を席巻するのは、ルーやレトルトでシェアトップを誇る「ハウス食品」。傘下にはカレーチェーンのトップ「カレーハウスCoCo壱番屋」を擁する、まさに「王者」だ。
そのハウス食品で極秘プロジェクトが進行していた。それは、約20年ぶりとなる直営店のオープン。店舗のテーマは「スパイス」。そこには、カレーを取り巻く環境の変化に対応しようとする王者の戦略があった。
一方、2017年以降、購入額でルーを上回っているレトルトカレー。その人気を後押ししているのが、地方の名産品を生かした"ご当地カレー"だ。少額で開発が出来るという手軽さもあり、各自治体がこぞって参入。しかし、その多くが定着せずに消えていくのが現実だという。
そんな中、20年前から約800種類のご当地レトルトカレーを開発・製造してきた「ベル食品工業」は、新たに新潟のご当地カレー開発に挑む。
次々と登場する新業態、続々と発売される新商品...熾烈な競争が続くカレー業界。その中での生き残りを賭けた闘いを追う。

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放送内容詳細

進化するカレー!月額会員制×参加型

東京・恵比寿にあるカレー店「6curry」(シックスカレー)は、なんと会員制だ。月額3000円の会費を払うと、毎日一皿カレーが無料。「夕食は毎日ここ」という若者でにぎわい、連日満員だ。「アマチュアカレー日本一」のシェフが作るオリジナルカレーは斬新で、カップの器に6層に盛り付けられた「カップカレー」は、サラダとカレーを同時に食べることができると大人気。さらに、会員は新メニューの開発にも参加。カレー好きが集まり新たなカレーを生み出す場になっている。

“カレーの王者”極秘プロジェクト

・独占密着…新業態を開発せよ!
業界トップのハウス食品で進む「極秘プロジェクト」を主導するのは,昨春に発足したばかりの「新領域開発部」だ。グループ長の黒田英幸さんは「国内カレー市場は完全な飽和状態。文字通り、新たな領域を開発、挑戦し続ける部署」と野心を覗かせる。その第1弾として、昨年11月、阪急うめだ本店にカレーパン専門店をオープン。看板ブランドである「バーモントカレー」と「ジャワカレー」の2種類のカレーパンを開発。これが1日1400個を完売するほどの人気に。「未開拓な領域は必ず存在する」と意気込む黒田さん。次なるターゲットは大阪から全国へ…いま人気沸騰中の“スパイスカレー”だ。
・20年ぶりの直営店舗…“スパイスカレー”で勝負!
“スパイスカレー”とは、様々なスパイスを組み合わせて作る創作カレー。1990年前後に大阪でパイオニア的な店がいくつか誕生、徐々に全国に広がっていったという。一昨年には、大阪を代表する人気店「旧ヤム邸」が東京に進出。また、ハウス食品やエスビー食品など大手も地元有名店とコラボしたレトルトカレーを相次いで発売。「この流れの中に新たなビジネスチャンスはないか?」と考えた黒田さんは、今秋リニューアルオープンする大丸・心斎橋店に“スパイス”をテーマにした店舗の出店を決めた。直営店は約20年ぶり。そこには、将来を見据えた戦略があった。
・メニュー開発に課題山積…スパイスの本場・インドへ
出店にあたりメニュー開発を担当するのは、藤井佑典さんだ。藤井さんはこれまで家庭用レトルトカレーの開発に従事。ハウス食品に在籍しながら、フレンチの名店「シェ・イノ」で修業を積んだ異色の経歴を持つ。しかし、メニュー開発には多くの課題があった。「スパイスと言っても、その数は100種類以上。どのスパイスをどう組み合わせるか相性と配合が難しい」。これまでに二度行われた社長試食では、いずれも「特徴がない」と一蹴された。そこで、「現状を打破する糸口を掴みたい」と藤井さんが向かったのは、スパイスの本場・インド。「カレーの王者」の威信をかけた“華麗なる戦い”に迫る。

「ご当地カレー」サバイバル

・“隠れたカレー県”の“雪国食材”をカレーに
大阪の百貨店で開かれたカレーイベント。新作が続々と登場する中、最もにぎわっていたのは “ご当地レトルトカレー“のブースだ。しかし、舌の肥えた客からは「肉や魚、野菜などの具材が変わるだけ…もう飽きた」「奇抜な色というだけではもう珍しくない」との声も。飽和状態の市場に対し、いままで約800種類のご当地レトルトカレーを開発・製造してきたベル食品工業も「何でもかんでも特産物を入れればいいという時代ではない」と危機感を募らせる。そんな中とある依頼が舞い込んだ。それは“新潟県を代表するご当地レトルトカレー”の開発。任されたのは内村あゆみさん。
新潟、実はカレーの“一大消費地”で、新潟市の1世帯あたりのカレールーの購入金額は全国2位。また、新潟らしくカレーに合う米や日本酒も開発・販売されており、まさに“隠れたカレー県“。ところが、「新潟のご当地カレーといえばコレ」という全国的に有名なものは、未だに生み出されていないという。そこで、新たな食材を探し求め向かったのは、世界屈指の降雪量を誇る妙高市。果たして、新潟ならではの新たなカレーを生み出すことはできるのか?

今週のピックアップ曲 ― あの場面でかかっていた名曲は何? ―

アーティスト ジェフ・ベック、ジェド・リーバー
曲名 Cathouse
アルバム フランキーズ・ハウス オリジナル・サウンドトラック

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本編5分00秒。
発売以来半世紀以上、ルーカレートップの座に君臨しているハウス食品。
20年ぶりに、新しいプロジェクトが動き出している。

このシーンで使用している曲は「Cathouse」
ジェフ・ベックとジェド・リーバーによるサウンドトラック「フランキーズ・ハウス」に収録されている。

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