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2020年3月31日 放送 第908回
マネーの魔力4〜詐欺被害を撲滅!〜
放送内容詳細
「老後のお金」を預けたのに…老舗高級ホテルで起きた金銭トラブル」

駿河湾に浮かぶ、無人島に建てられた高級会員制リゾートホテル。ここはこれまで、『淡島ホテル』と呼ばれ、1991年に会員制の高級宿泊施設として開業。フランスのシラク大統領も宿泊した格式高いホテルだ。実は、10年以上から新規事業のためとうたい、年1〜5%の金利で「金銭消費貸借契約」、つまり“借り入れ”を行い、さらにホテルの無料利用権をつけた形で、多額の資金を集めていた。ところが昨年12月、多額の金を集めていた運営母体である株式会社淡島ホテルが、集客の伸び悩みなどの影響で事業が悪化、破産申請をした。現在は、別の運営会社がホテル事業を継承し、ホテル名も変更されている。
その一方で、かつての「淡島ホテル」というブランドを信用し、お金を預けた人たちの中には、お金を取り戻せていない人が多くいる。負債総額は約400億円で、債権者数は約2000人に上る見込みだという。預けた金は一体どこに消えたのか?旧運営会社の中で何が起きていたのか?関係者を取材すると…。
「詐欺集団を駆逐する!主婦が考案した日本初の撃退作戦」

「高齢者の被害を無くしたい。」犯人の声に注目し、特殊詐欺対策に乗り出した人がいる。高良悦子さん44歳。かつて介護ヘルパーをしていた時、高齢者の被害の多さに驚いた。そこで思いついたのが、スマホアプリ開発。声には人それぞれ指紋と同じような「声紋」と呼ばれる固有の特徴がある。ベンチャー企業を運営する夫からアドバイスをもらい、「かけ子」という電話をかけてくる詐欺犯の声紋をデータベース化し共有することに取り組んでいる。つまり独自の「声の指名手配リスト」を作成し、「騙されない人達の情報で騙されやすい人を守る」というのだ。だが、アプリの製作、スマホにソフトを導入してもらう啓蒙活動など、高いハードルが次々に。「社会を良くしたい」一主婦のひらめきは、詐欺集団を駆逐する一助になるのか?
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ご注意下さい
最近、「ガイアの夜明け」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「ガイアの夜明け」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
不審な働きかけがあった場合には、テレビ東京までご連絡ください。