日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週火曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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202069 放送 第917

全ての人に"自分らしい"最期を

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誰にでもいつかは訪れる"人生の最期"。それをどこでどう迎えたいか。自分だけでなく家族、さらには社会全体のあり方にも関わる重要な課題だ。調査によると、多くの人が最期を「自宅で迎えたい」と希望しながら、現実は圧倒的に「病院」で亡くなる人が多いというギャップがある。
そんな中、最期まで「自分らしい生き方」を「自宅」で全うしたい、という人たちの願いを実現する"看取りのプロ"たちがいる。東京・板橋にある「やまと診療所」だ。ここでは患者の希望が最優先。医者の判断のもと、命に関わることでなければ、患者がやりたいということを叶える。さらに最大の特徴が、医師だけでなく、独自で養成した医療アシスタントたちが患者や家族に徹底的に寄りそうということ。医者では目や手の届かない細かなケアをすることで、患者や家族が安心して最期を迎えることができるという。
新型コロナウイルスの感染拡大で、人々の死生観も大きく変わって来ている今、「自分らしい最期」の迎え方について、改めて考える。

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放送内容詳細

新型コロナが変えた・・・人々の死生観

世界中で感染が拡大した新型コロナウイルス。日本での死亡者は900人に達した。志村けんさんや岡江久美子さんに代表されるように、多くの人があっという間に病状が悪化して亡くなったほか、二次感染の恐れから、家族は死に目にもあえなかったという。あっけない死は人々の死生観にも大きな影響を与えた。
5月、患者や医療者、それに一般の人たちも加わって生き方や死を考えるセミナーを覗いてみた。Zoomで参加した人たちからは、やはりこの新型コロナをきっかけに、自分や身近な人の死について改めて考えるようになったという声が・・・。誰にでも訪れる最期の瞬間、それをどう迎えるか、まさに真剣に考える機会となっているのだ。

“自宅で最期まで自分らしく生きたい” それを叶える看取りのプロ

東京・板橋区の住宅街にある「やまと診療所」。院内を覗くと受付もなければ診察室もない。
実は、やまと診療所は終末期の患者を往診する専門の診療所だ。板橋区の本部と支部、そして荒川区、渋谷区と合わせて4つの拠点を持ち、現在 患者はおよそ900人。その多くは余命3カ月以内の末期がん患者で、投薬などで痛みを和らげる緩和ケアがほとんどだ。「残り少ない時間を自宅で過ごしたい・・」、そんな患者と家族の願いを可能にするやまと診療所独自のシステムがある。それが医療アシスタントの存在だ。その数35名と常勤医師の倍以上。医療資格を持たないが、往診の際、器具の準備やカルテの作成、血圧測定などを行い、医者の負担を軽減する。さらに、患者や家族と積極的に会話し、不安や悩みを汲み取ることも重要な仕事なのだ。やまとでは医者1人に対して、医療アシスタント2人の3人体制で、徹底的に患者と家族に寄り添う態勢をとる。
やまと診療所を設立したのは医師の安井 祐さん(40歳)。この仕組みを立ち上げた理由について、「医者は病気を治すことには全力だが、患者の人生にまで目を向けることは難しい。患者と同じ目線で人生を支えるパートナーが必要」と語る。
番組では半年に渡ってやまと診療所を取材。「自分らしい最期を自宅で」と希望した3人の患者の方々と出会った。「最期まで現役カメラマンにこだわりたい」「死ぬ前に最後に息子に会いたい」「最愛の娘と住み慣れた自宅で最期を生きたい」というそれぞれの思い・・・。それを実現させてあげようと寄り添う医師と医療アシスタントに密着。その看取りをつぶさに見つめることで、理想の終末期医療のあり方を考える。

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