日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週火曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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2020818 放送 第927

いま 駅が最高の売り場に!

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"ニッポンの玄関口" 東京駅が8月、大きく変貌を遂げた。過去最大規模のエキナカ施設「グランスタ東京」が誕生。これまでにない新店舗が次々と出店するなど、さっそく新たな名所に。実はいま、駅の集客力や立地の良さに注目し、「駅に出店したい」という企業や店が後を絶たない。鉄道会社も本業の運輸収入が減り続けている中、エキナカなどの非鉄道事業をいかに成長させるかが今後の鍵となるとみて、力を入れているのだ。また、駅だけでなく、駅と駅の間の"高架下"にも注目が集まっている。今まで利用価値のなかった高架下を再開発し、商業施設やシェアオフィス、果てには学生寮までが登場。
"駅を稼ぐ空間にする!" この夏、過熱する熱い戦いを追う。

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放送内容詳細

ニッポンの玄関口が大きく変化!東京駅の新たな顔は・・・

8月3日にリニューアルオープンした東京駅の新しいエキナカ「グランスタ東京」。面積は1万1300㎡とこれまでの倍以上、66店舗が新たに出店し全153店と、JR東日本最大規模のエキナカ施設となる。中には、かつての「食堂車」を再現した店や、「醸造所」を設置し、作りたての酒が味わえる日本初の店舗も登場するなど、ここにしかない魅力ある店舗が集結する。そのうちの一つ「東洋軒」。三重県津市に本店を構える、明治22年創業の老舗の西洋料理店だ。人気のメニューは、松坂牛の脂を使い、秘伝のスパイスが決め手の「ブラックカレー」。そんな地方の名店が、今回是非にとエキナカへの出店を決めた。8代目社長の猪俣憲一さんは「以前はエキナカというと、早い、安い、狭い店が多い印象だったが、最近特に魅力的な店がどんどん増えているのを見て、是非エキナカに出店したいと思った」と話す。いまや出店する側にとっても、駅は魅力的な売り場になっているのだ。
今回の「グランスタ東京」の運営を託されたのが、JR東日本のグループ企業「鉄道会館」。これまで、東京駅を中心にいくつものエキナカ施設の立ち上げと運営を担当してきた“エキナカのプロフェッショナル集団”だ。今回の責任者に抜擢されたのが、入社9年目の新井裕之さん。「ただの移動の出発地ではなく、“目的地”として魅力あるエキナカを作りたい!」と意気込んでいる。

東京駅でしかできない!“超新鮮”な回転寿司屋が登場

新井さんが、今回最も注目しているのが「羽田市場」の店舗。これまで、全国の鮮魚を空輸でいち早く東京に届ける仕組みを構築し、魚流通の常識を変えた同社が今回出店するのが、これまでにどこにもなかった「回転寿司店」。それは朝どれ魚を生きたまま「新幹線」で東京駅の店に運ぶという、JR東日本も全面協力する一大プロジェクトだ。仕掛け人は、鉄道会館の新井さんと、羽田市場の野本良平社長(54歳)。「東京駅だからこそできる仕掛け。成功したらこれまでの魚物流の常識が大きく変わる。」
今回まず取り組むのが「青森」の魚。地元の漁師たちが早朝に漁に出て獲ってきた魚を「新青森駅」に運び、8時台の新幹線に積み込む。積み込む場所は、空きスペースになっている「車内販売用の商品倉庫」。そこから3時間半かけ東京駅に輸送し、そのまま新店舗に運べば、ランチ営業には朝どれ魚が味わえるのだ。しかし、今回のプロジェクトで“最大のハードル”となるのが、東京駅に着いた時に魚が生きているかどうか。長時間の移動に加え、「活魚車」のような専用の装置が設置されているわけでもない。果たして、前代未聞の“活魚の新幹線輸送”は成功するのか?
さらに新幹線輸送にはもう一つ課題が・・・。それは「物量」。新幹線ではスペースも限られている上、輸送コストがかかり、何便も利用できないのが現状なのだ。そこで野本さんが目をつけたのが、東京駅を1日何百便も発着する「高速バス」。果たしてどんな作戦を考えたのか?
「新幹線」に「高速バス」と、東京駅でしか実現できない、究極の超・新鮮回転寿司屋。新生・東京駅の目玉になるプロジェクトに密着する。

駅と駅の間も稼ぐ空間に!高架下がいま大変貌

売れる空間としてますます進化する「駅」。いま、駅と駅の間、“高架下”にも熱い注目が集まっている。東京のJR中央線東小金井駅から立川方面に向かう高架下には、今年3月に賃貸住宅が誕生。
幅、約350mという超横長の敷地に109室あり、学生を対象に食事と管理人付き、まさに“学生寮”だ。騒音もほとんどなく、駅からの道が分かりやすくて便利と人気に。さらに、JR東小金井駅から新宿方面は「シェアオフィス」や様々な「店舗」を誘致。利用する人からも地域の人からも好評だという。仕掛けたのは、JR東日本の子会社「中央ラインモール」。2010年に三鷹駅から立川駅間の線路が高架化されたのに合わせて、新たに生まれた空間で稼ぐ戦略を推し進めてきたのだ。
一方、私鉄にも新たな動きが。東武鉄道は、浅草駅〜とうきょうスカイツリー駅の間の高架下を再開発した。これまで、浅草を訪れる観光客のうち東京スカイツリーにまで足を伸ばす人は多くなかった。「浅草と東京スカイツリーを一つのエリアとして、人の往来をもっと増やせないか」と“駅と駅の間”に注目したのだ。倉庫や駐車場として使われていただけの鉄道高架下を数年がかりで整備。人通りがなかった場所を、全長約450mの中に14店舗が集まる商業施設「東京ミズマチ」として再開発した。
6月に一部を開業したが、新型コロナの影響で14店舗のうち、現在までにオープンできたのは半分の7店舗。東武鉄道商業開発部の平山里美さんを中心に、これからさらに、どう人を呼ぶ仕掛けを作っていくのか。新たな取り組みに密着する。

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