日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週火曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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2020929 放送 第933

牛肉 新時代~目指すは美味くて安い!~

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今、新型コロナの影響で、国内の「牛肉」を取り巻く状況が一変している。最高ランクの「A5」などは、飲食店やインバウンドの需要が激減したことから市場価格が急落、格安で売り出すスーパーも出始めている。我々消費者にはうれしい一方、生産や流通に関わる人たちは厳しい。現在、和牛のほとんどが、手間のかかった高級な「サシの入った黒毛和牛」という現状が、苦境に拍車をかけているという指摘もある。
今回のコロナショックで浮き彫りになった、和牛を取り巻く現実。そんな中、"オンリーワン"の牛づくりで、和牛の新たな価値を生み出そうという動きが。高知県では、従来の基準では高い評価を得られない「赤身」肉を、独自の格付けで評価する取り組みがスタート。北海道では、国内にほとんど流通していない牛の生産が本格的に始まった。
「A5」とは別の新たな道を...。独自の価値を武器に歩み始めた生産者たちの姿から見えてくる、ニッポンの畜産の未来とは?和牛市場の拡大につながる可能性も秘めた取り組みを追う。
一方、コロナ禍で飲食店が勢いを失う中、東京・吉祥寺のとある店には長い列が。看板には、「やっぱりステーキ」の文字。この6月に東京初進出を果たした、沖縄のステーキチェーンだ。人気のワケは、良質な肉をわずか1000円で食べられ、ご飯やスープ、サラダが食べ放題という、その安さ。しかし、そこにも、新型コロナの暗い影が忍び寄っていた。かつてないピンチに、どんな戦略で立ち向かうのか?

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放送内容詳細

A5だけじゃない!高知県が仕掛けるオンリーワン戦略とは…

コロナ禍でピンチに陥っている和牛の生産業者たち。そんな中、ある県の取り組みが話題を呼んでいる。国内で消費される牛肉全体の、わずか1%にも満たない褐毛(あかげ)和種。その産地である高知県が、今年4月、まったく新しい「牛の格付け」を独自に設けると発表したのだ。それは、赤身の「赤」を意味する「R(ルージュ)」というもの。対象となるのは、脂身が少なくしっとりとした赤身が特徴の「土佐あかうし」。熟成肉の人気もあり需要が高まっている赤身肉。しかし、サシの入り具合が重要なポイントであるA5、A4などの従来の格付けでは、高い評価を得ることはできない。そこで、新たな評価基準を設けることで、生産者にも消費者にも、赤身肉そして和牛の新たな価値を見出してもらいたいと考えたのだ。
まだまだ“A5信仰“が強い中、生産者たちも努力を重ねている。「あかうし」一筋を貫いてきた竹崎稔さんは、自ら料理店に出向き、味やコスト面などの魅力を伝える日々。それらの取り組みから、畜産農家が生き残るために何が必要なのか、ヒントを探っていく。

新米農家が挑む!新たな牛のブランド化

新たな畜産を築く闘い。いま北海道で密かに始まっているのが、「オーガニックビーフ」というジャンルの牛づくりだ。無農薬の牧草と有機飼料で育った牛で、肥育に手間はかかるが、程よいサシが入りながら肉本来の味を楽しめるという。
生産に挑んでいるのは、農家を始めてまだ1年足らずという青山次郎さん。本業は畜産農家に飼料を卸す仕事だが、取引先だった農家が経営難に陥りオーガニックビーフの生産を取り止めると聞き、引き継ぐことを決めた。
実はこのオーガニックビーフ、日本では認知度が低いが、ヨーロッパでは近年、人気が高まっており、スーパーにも当たり前に並んでいる。その背景には、「自分が口にしているものが何を食べて育ったのかを、きちんと知りたい」という、いわゆる食の安全やトレーサビリティに対する意識の高まりがあるという。そこで青山さん、将来のさらなる需要の増加を見越し、オーガニックビーフで勝負に出ることにしたのだ。 
その青山さんが、販路開拓ために知恵を借りたいと相談した人物がいる。それが、農畜産物の流通コンサルタント・山本謙治さん。あの「土佐あかうし」のブランド化にも大きく貢献した人物だ。9月上旬、山本さんが青山さんに紹介したのは、ミシュラン2つ星に輝くシェフ。オーガニックビーフを評価してもらえれば、販路を切り拓く大きな一歩となるが、果たして?

栄枯盛衰…ステーキの乱!“新興チェーン”攻めの戦略

近年の肉ブームを追い風に、急増するステーキ店。その競争は激しさを増し、“立ち食い”ステーキで一世を風靡した「いきなり!ステーキ」も店舗の急拡大が裏目に出て大苦戦を強いられている。
そんな中、また新たな勢力がステーキ業界で台頭し始めている。分厚いステーキに、食べ放題のライスとサラダ、スープがついてわずか1000円。圧倒的なコスパで人気を博す沖縄発の「やっぱりステーキ」だ。  
だが、そんな新興チェーンにも新型コロナは暗い影を落としていた。売り上げの減少はもちろんのこと、今年3月に予定していた念願の東京進出も延期に…。中でも手痛いのが、アメリカ産牛肉の価格高騰だ。新型コロナの影響で加工工場がストップし、輸入量が激減したためだという。しかし、義元さんは、この逆風下でもあえて、さらに出店を進めていくという。その強気な戦略に勝機はあるのか…東京での挑戦を追った。

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