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2020年12月8日 放送 第943回
これで俺が立て直す!~コロナ禍の”リアル”に迫る~
放送内容詳細
コロナで破綻した老舗寿司チェーンに、手を差し伸べた企業が!

創業70年で東京都内を中心に37の店舗を持つ寿司チェーン店「寿し常」を展開する会社が、新型コロナウイルスの影響もあり、今年6月破綻した。破綻した店を取材しようと、ガイアの取材班が店に行くと…いつも通りに営業をしている。何も知らない人が見れば、巨額の赤字を抱えて破綻したとは思えない光景だ。その理由は…「とらふぐ亭」などをチェーン展開する一部上場企業「東京一番フーズ」が、「寿し常」を買い取ったからだ。「東京一番フーズ」は、飲食店の経営に留まらず、とらふぐやマグロの養殖から仕入れ、販売までを行う企業。寿し店もうまくやれば、自分たちの会社の新たな戦力になると考え、人員整理することなく、改革を進めていくのだった。
寿司店の立て直しに密着!すると…

買い取った「寿し常」は、創業70年の老舗とあって、何十年も働くベテランも多い。「東京一番フーズ」の坂本社長は、腕がたつ職人が多いことを歓迎しつつ、非効率で無駄が多いことに着目、自ら現場に入り改善していく。厨房での動きをスムーズにするべく、モノの置き方を変えると…今まで注文されてから作るのに15分以上かかっていた料理が、大幅に短縮されて出て来た。また、値段の設定を変えるだけで、大幅に時間のロスが解消できるとし、変更。目に見える成果に、従業員たちも喜びを感じていくのだった。
あのハムメーカーが意外な企業を買った!
コロナの今をチャンスと見て、企業を買収するケースも増えている。ハムで有名な丸大食品も今年5月、とある企業を買った。一見するとそれは、全く関係のない買収のように見えるが、「次なる柱の育成」だと丸大は、位置づける。丸大食品は、これまでにも「マルシンハンバーグ」を手掛ける「マルシンフーズ」とのM&Aを成功させ、商品開発に役立てているなど、M&Aに実績がある会社。コロナで先行きが不透明ないまでも、実は攻める企業が増えているのだ。
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最近、「ガイアの夜明け」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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