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日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週金曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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2021618 放送 第969

ニトリの 新たなる野望〜独占密着!ホームセンター参入の舞台裏〜

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家具業界の王者「ニトリ」。一代で巨大チェーンを築き上げた名物経営者・似鳥昭雄会長が、次なる成長の舞台として狙ったのが"ホームセンター"だ。首都圏を中心に展開する「島忠」を、買収して子会社化。ニトリ流を叩き込んで、本格的にホームセンター業界に参入する。ニトリはなぜここに来て参入したのか、そしてなぜ島忠だったのか・・・。その舞台裏にガイアのカメラが独占密着。さらに「衣・食・住、全てを制覇したい」というニトリの果てしなき野望、その全貌に迫る。

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放送内容詳細

ニトリの“島忠”改革 キーマンは“出戻り”会長!?

2020年、ホームセンター業界に激震が走った。「カインズ」に次ぐ業界2位の「DCMホールディングス」が、業界7位の「島忠」と経営統合で合意したと発表。しかしそのすぐ後に「ニトリホールディングス」が名乗りをあげたのだ。ニトリが手がける買収額としては過去最高の約2100億円を投じて、“島忠争奪戦”を制した。多くの店舗が郊外にあるニトリにとって、首都圏の好立地に多くの店舗を持つ島忠は魅力的だったという。決断したのはニトリホールディングスの似鳥昭雄会長(77歳)。「ホームセンター業界参入は長年の悲願。島忠はまだまだ成長の余地がある。ニトリ流でもっと利益を出せる」と鼻息も荒い。今年に入り、協業に向けて動き始めた両社だったが、ここで課題が浮き彫りに…。商品展開は、自社のPB商品が主力のニトリに対して、島忠の場合はいろいろなメーカーの商品を目利きして仕入れている。また、ニトリは店舗運営を徹底的に効率化しているのに対し、島忠は丁寧な接客が売り。そんな両社がどう効果を生み出していくのか・・・。そこでニトリの副社長・須藤文弘さん(65歳)が、島忠の新会長として送り込まれた。似鳥会長の片腕として活躍してきた須藤さん、実は20年ほど前に島忠からニトリに転職した経験を持つ。まさかの出戻りとなったが、「両社の特徴を誰よりも知るのは私。改革というより革命を起こすつもりで結果を出す」。しかし、島忠のやり方と“真逆”とも言えるニトリ流をどう組み込んでいくのか。須藤さん、古巣を舞台にした革命が始まった。

ニトリ・島忠の初の“融合”店舗 現場の社員たちは・・・

ニトリと島忠が協業して初めての本格的店舗として選ばれたのが、さいたま市にある「島忠ホームズ宮原店」。店づくりも商品も、互いのいいものを取り入れた“融合店舗”として、6月中旬にリニューアルオープンすることが決まった。店の名前は「ニトリ」と島忠のブランド「ホームズ」を融合させた「ニトリホームズ」。この店舗がうまくいくかどうかが今後を占う試金石となる。実際の現場にいる社員たちはどう感じているのか。島忠の魚住大介さん(43歳)。入社以来、家具一筋のベテランだ。新・宮原店でも家具の責任者を務める。実は島忠の祖業はニトリと同じ家具。国内外の一流メーカーの高品質な家具を揃え、魚住さんのような、家具に精通したスタッフが丁寧な接客をして売ってきた。そんな魚住さんの初仕事は、6月のリニューアルオープンに向け、売れていない家具の処分販売。そのかわりに、リーズナブルなニトリの家具を入れるのだ。「これまで打倒ニトリでやってきたので複雑」。しかし、オープンに向けて心境にも徐々に変化が・・・。一方、ニトリ側から、新・宮原店の店長としてやってきたのが水川琢麻さん(36歳)。まずはニトリにはない島忠の良さを理解しようと、店頭に立つことから始めた。「合理主義のニトリと違うところもあるが、特徴を全て無くしてはいけない」。どうすれば相乗効果が生まれるか。様々な思いを持ちながら奮闘する、そんな現場社員たちの姿をガイアのカメラは見続けた。6月11日、いよいよ「ニトリホームズ宮原店」がオープン。果たしてどんな店が出来上がったのか。

ニトリの「衣・食・住」全制覇戦略 果てしなき野望

現在、売上高7169億円のニトリ。34期連続で増収増益と絶好調だが、今後も2022年に1兆円、32年に3兆円を目標にするなどさらなる成長を狙っている。そんな中、4月下旬。神奈川・相模原市にあるニトリモールの駐車場にファミリーレストランがオープンした。店の名は「みんなのグリル」。看板商品は「チキンステーキ240g」で価格は500円。客から「安くて美味しい」と、“お値段以上”の評価を受けたこの店は、実はニトリが仕掛ける飲食店チェーン。今はまだ2店舗だが、今後ニトリの郊外店の駐車場スペースなどを中心にどんどん展開していくという。もちろん仕掛けたのは似鳥会長だ。「今後は、“衣・食・住の”全てを手がけようと思っている」。そんなニトリは“衣”こと、アパレル業界にも参入。2019年3月、「Nプラス」という女性ブランドを立ち上げた。メインターゲットは30代以降の中高年の女性層。その年代の女性に特化した、着やすくておしゃれでリーズナブルな服がないとみて、そこに絞った商品展開を図る。すでに18店舗を展開しているが、4年後には100店舗まで増やす戦略。似鳥さん自ら積極的に店頭を視察するなど力を入れている。「日本一じゃつまらない。世界一の企業になりたい!」。ニトリの果てしなき野望、その全貌に迫る。

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