日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週金曜日 10時 ~1054
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20211029 放送 第987

"脱プラ"新たな主役たち

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ますます加速する「脱プラスチック」の流れ。各業界はこぞってプラスチックに代わる新たな素材を探している。商社・伊藤忠のグループ会社が目を付けたのは「段ボール」や「紙」。中小企業が持つ驚きの技術で、雑貨や家具に生まれ変わらせる取り組みに密着する。一方、欠けたりして売り物にならない「コメ」。これを有効利用して、脱プラの"新素材"を作るベンチャー企業にも注目。商社・三井物産グループとも組んで、環境にやさしい製品を生み出そうとしていた。脱プラ時代に名乗りを上げた"新たな主役たち"。その実力と新たなる挑戦を追う。

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放送内容詳細

“段ボール”が脱プラの救世主に!? 目を付けたのは、あの大手商社・・・

昨今の巣ごもり需要で増えている「段ボール」。リサイクル率95%とエコの優等生と言われているが、強度もなく水にも弱いという弱点があり、ほかのものへの転用はなかなか難しいのが現状だ。そんな中、東京オリンピック・パラリンピックの選手村で世界的に注目されたのが、丈夫な段ボールでできたベッド。これまでの弱点を克服した“強化段ボール”なら、プラスチックの代わりとしても様々な活用が見込めるはず…。それに目をつけたのは、大手商社「伊藤忠」グループだ。実は伊藤忠は、プラスチック取扱量において世界有数の企業。日用品や生活雑貨などを扱う「伊藤忠リーテイルリンク」の清水浩司さんは、プラスチックの代わりに、段ボールや紙素材を使った製品を開発してブランド化しようと立ち上がった。清水さんが組んだのは、神奈川県に工場を持つ「日本化工機材」。通常の倍以上の強度を持つ段ボールや、まるで木材のように硬く、車の重さにも耐えられる「角紙管」という紙素材を長年作り続けてきた。そしてもう一社が、福岡県の「九州ダンボール」。強化ダンボールの製造に加えて、細かい加工も得意としている。しかし両社とも、これまで梱包材や箱としてしかその技術を活用できていなかった。さっそく清水さんの要望に答えて、2社と実際の製品作りがスタート。強化段ボールや紙素材を使った、軽くて強い、そしてエコな家具や雑貨を開発していく。中には、コロナ禍の時代にマッチした製品も。果たして、どんなモノが出来上がり、どんな評価を受けるのだろうか。

売り物にならないコメが大変身! 新素材「ライスレジン」の実力は・・・

日本有数の米どころ、新潟県南魚沼市。しかし現地では、欠けてしまうなどして売り物にならなかったり飼料用に回されたりする、いわゆる「クズ米」が大量に出ることが悩みの種だった。その南魚沼に工場を持つ企業「バイオマスレジンHD」は、そのクズ米とプラスチック樹脂を混ぜ合わせたバイオマスプラスチック素材「ライスレジン」を製造している。最大70%までコメの含有量を増やすことができ、その分、石油系プラスチックを削減することが可能だ。開発したのが、「バイオマスレジンHD」の神谷雄仁社長。これまで苦労が続いたというが、「脱プラ」の流れを受けて、いま様々な企業から、ライスレジンを使った製品ができないかという依頼が舞い込んでいる。その中には、あの星野リゾートも・・・。来年4月から施行される法律で、歯ブラシやくしなどのアメニティーも、プラ削減の義務化の対象になるためだ。その「ライスレジン」を高く評価するのが商社・三井物産のグループ会社、その名も「三井物産プラスチック」だ。今年3月に神谷さんの会社と業務提携。取引先の多くが“脱プラ”に取り組む中、少しでもプラを減らせる新素材として注目したのだ。そんな神谷さんと三井物産プラスチックは新たな挑戦を始めていた。さらに環境に優しくなったライスレジンを開発し、沖縄・宮古島に乗り込んだのだ。世界をも見据えたその取り組みとは・・・。

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