日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週金曜日 10時 ~1054
テレビ東京系にて放送中

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202217 放送 第996

魚は"作る"時代へ!〜食卓の常識が変わる〜

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海から、魚がどんどん消えていく−−。乱獲や気候変動の影響で漁獲量は減少の一途をたどり、枯渇状態にある魚は世界全体の3割、これ以上獲ると危機的な状況に陥る魚が実に6割に上るという。そんな中、ますます注目を浴びているのが「養殖」だ。特にいま、続々と企業が参入するのが、陸地で魚を育てる「陸上養殖」の分野。天候や海の状態に左右されず、年間を通して安定供給できるからだ。依然として"天然魚信仰"が根強い日本。「養殖魚」が「天然魚」と堂々肩を並べる時代をつくることはできるのか?企業の知られざる挑戦にスポットを当てる。

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放送内容詳細

マグロだけじゃない!近大の“秘密兵器”が登場

魚の養殖で最先端を走る「近畿大学」。そこで生まれた“ハイブリッド魚”が今、注目されている。その名は「ブリヒラ」。濃厚な脂が特徴の「ブリ」と、食感の良さを持つ「ヒラマサ」を交配させた品種だ。「くら寿司」やスーパーの「ベイシア」など取り扱う店も増えていて、予想以上の売れ行きを見せている。実はこのブリヒラ、かつて市場に出回ったこともあったが、人工的に生み出された魚ということで、ほとんど売れなかったという。それがここに来て大ヒット。いま、「養殖魚」のイメージが変わり始めているのだ。

“養殖”でしか作れない魚を…!「JR西日本」の意外な戦略

「お嬢サバ」に「白雪ひらめ」「とれ海老やん」…ダジャレの効いたユニークな名前が目を引くが、すべて陸上で養殖されたものだ。手掛けるのは鉄道大手の「JR西日本」。衰退が続く沿線地域に新たな産業を生み出そうと、7年前から企業や自治体と手を組み、挑んでいる。こだわっているのは「天然モノ」にはない“価値”を持たせること。例えば、大切に育てられた箱入り娘をイメージした「お嬢サバ」。ろ過したきれいな海水を使い、生餌を与えずに育てることで、寄生虫「アニサキス」がつかないようにしている。天然のサバは生食に適さないが、お嬢サバは白子や肝まで生で食べられるという。そんな「JR西日本」が、新たな“魚づくり”に乗り出した。それは「カワハギ」。身はフグやヒラメに似ていて、肝はアンコウにも劣らないといわれる高級魚だ。肝が美味しくなる冬が旬だが、肝の大きさにバラつきがあり漁獲量も少ないため、これまであまり広がってこなかった。しかし、えさや水温、水質まで管理できる陸上養殖なら、肝の大きさも安定させられ、寄生虫の発生や独特の臭みも抑えられる。さらに、年間を通しての出荷も可能になるため、ヒットが見込めると考えたのだ。岡山の陸上施設で5月から実験的に生産をスタート。しかし、3ヵ月後に事件が…。水槽に入れた3000匹以上の稚魚が全滅してしまったのだ。果たして、アクシデントを乗り越え、取り組みを軌道に乗せることはできるのか?

小さな村に新たな産業を…!ベンチャー企業と漁師の挑戦

北海道・積丹半島にある人口800人ほどの神恵内(かもえない)村。かつてニシン漁を中心に栄えた村だが、乱獲や密漁、気候変動などの影響で資源が激減、漁業は衰退の一途をたどっている。このままでは立ち行かなくなると、漁師が主体となり6年前から始めたのが「ウニ」の養殖だ。近年、神恵内村の沿岸では、海草が消滅する“磯焼け”が深刻な問題に。その原因である大量発生したウニを有効活用できないかと考えたのだ。漁師とともに奮闘するのが、「さかなファーム」という養殖のコンサルティングを行う会社の技術員、塚本春香さん。指導のため村に移り住んでいる。目指すのは、甘くて、鮮やかな色をしたウニ。えさを何にするかが大きなポイントだが、いろいろ試した末、たどり着いたのが「白菜」と「カボチャ」。さらに、えさの量やあげる間隔など、天然モノに負けない味を生み出すための試行錯誤が続く。勝負は12月、名店のシェフを招いての試食会。果たして、「養殖ウニ」にどんな評価が下されるのか?

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