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2022年2月18日 放送 第1002回
熱烈ファンをつかめ!
放送内容詳細
“コンビニパトロール”で新商品情報を発信する女性
コンビニエンスストアは、顧客に飽きられないよう、毎週100種類ほどの新商品を出している。そんなコンビニに通い、新作スイーツをはじから購入する一人の女性がいる。彼女は、そのスイーツを自宅に持ち帰り詳細に撮影、味を確かめ、その感想をブログやインスタグラムに投稿していた。なんと、7年間、毎日あげるというから驚かされる。このようなファンの存在をコンビニ側も認識、ファンを使った作戦に打って出る。
独特の世界観でファンをつかむ、あのチョコの会社

今や年間販売数2億個の人気チョコに成長した“ブラックサンダー”。しかし、30円という安価なこともあり、テレビCMも打てず、実は発売翌年には製造停止になったことはあまり知られていない。そんな商品が売れ出したのは、実はある“口コミ”がきっかけだった。一つは、ベストセラー本「生協の白石さん」で紹介されたこと…さらには、北京五輪で内村航平選手が「現地に持ち込むほどブラックサンダー好き」と表彰後のインタビューで語った事…。その影響はすさまじく、一時は品切れ状態が続くほどの人気商品となる。その効果を受けて“熱量のあるファンの声こそが商品ヒットの鍵”と考えSNSでファンに向けた情報発信を開始。2021年には、「黒い広報室」なるファンコミュニティーを発足。その後も、ファンのために“楽しい企画”を次々と打ち出すこの企業を取材。
「かつお節」離れが止まらない!人気回復にもがく老舗企業

手間がかかることもあってか、60年前の約3割にまで購入量が減った「かつお節」。創業300年を超える「にんべん」は、その打開策として2014年に、かつお節をふんだんに使った”直営料理店や出汁を味わう店舗を出店。人気は上々で評判を呼ぶが、これはあくまで地域限定。更には、消費者にもっとかつお節の魅力を知ってもらおうと「商品愛用ファン」の募集を開始したものの、反響はあったが運営が行き詰まる。そこで2021年、ファンマーケティングの専門家に依頼し、新たなファン獲得作戦に打って出た。すると、ファンが独自に、「かつお節」を使った料理教室を開いたり、地域のラジオで「かつお節」を使った料理を紹介するコーナーを作ったりと、広がりが。もがき続ける老舗企業は、「かつお節」離れにストップをかけられるのか?
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最近、「ガイアの夜明け」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
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