日経スペシャル ガイアの夜明け

毎週金曜日 10時 ~1054
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2022311 放送 第1005

風が変わった!?電力新時代~ 洋上風力発電の可能性 ~

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東日本大震災から11年を迎える。世界が脱炭素を加速させる中、日本の電力比率は現在、火力発電が約75%、原子力が約4%、残りの20%を再生可能エネルギーで賄っている。政府が目指すのは2050年の脱炭素社会、カーボンフリー。その実現には更に、新たな再エネの拡大が不可欠となっている。その切り札が「洋上風力」。四方を海に囲まれた日本の新エネルギーとして本命視され、2040年までに約4500基の洋上風力発電を建設する計画だ。最大で原発45基分に相当するという洋上風力の誘致に向けた動きも加速。日本各地で事業者やメーカーが、虎視眈々と受注に向けて動き出している。一方で環境への影響や、天候による発電量の変動などの課題もある中、洋上風力の可能性と最新の技術を取材した。

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放送内容詳細

電気の地産地消 洋上風力で経済活性化!

美しい海と豊かな自然に恵まれた大小63の島々からなる長崎県・五島市。必要な電力量の56%を、風力や太陽光などを使って発電している。その五島列島の福江島沖にあるのが、洋上風力発電。海中部分を含め全長は約170メートル。この洋上風力、実は海に浮いている「浮体式」だ。水深が深くても支柱を立てずに設置でき、遠浅の海域が少ない日本周辺の海では、浮体式の洋上風力に大きな期待がかかっている。2017年に国内で初めて実用化され、紺碧の海でゆっくりと羽を動かす姿は島民にも親しまれ、浮体が魚礁代わりとなり大量の魚が集まっているという。再生可能エネルギーを利用する電気の地産地消で、島の経済活性化にも繋がっていた。

洋上風力時代の幕開け 巨大プロジェクトが始動!

政府が脱炭素への切り札として期待を寄せる洋上風力発電プロジェクト。去年、エネルギー業界を揺るがす衝撃が走った。秋田沖2ヵ所、千葉・銚子沖の全てが、三菱商事グループに決定。洋上風力の主役に一気に躍り出た。三菱商事が見据える戦略とは・・・。更に日本各地で誘致合戦も加熱。佐賀県は再生可能エネルギーへの転換を進めようと、唐津市沖およそ140平方キロメートルを候補海域に指定し、洋上風力発電の誘致を検討している。再エネ事業を手掛けるベンチャー企業や大手が現地入りし、事業獲得へと水面下で動き出していた。その海から臨むのは現在、廃炉作業も進む玄海原発。「原発は怖い・・・でも風車がいいとは言えない」と揺れる地元の漁業関係者も。その玄海原発が洋上風力の大きな利点にもなるという・・・一体なぜ。

普及のカギを握る国産化 3.11への想い

巨大な洋上風力をつくる際に欠かせないのが、清水建設が約500億円をかけ建造している世界最大級のSEP船だ。船体は140メートル以上、黒潮や台風などで海象条件が厳しいとされる太平洋での施工にも対応できるのが特長だ。今後はクレーンなどの艤装や船員居住区の整備などを進め、年内の完成を目指している。一方、東日本大震災から2年半後の2013年、福島沖に巨大な洋上風力が造られた。「ふくしまの未来」を占う道標だったが7年余りで撤去。福島第一原発にも関わってきた地元企業は、震災からの復興に向け、風力発電をはじめ再生可能エネルギーへの事業転換を図っていた。「独自の技術を生かす」と風力発電関連の生産に乗り出したいわき市の企業。先行する欧米企業に、国内生産で対抗しようと洋上風力に未来をかける企業を追った。

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