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2024年2月16日 放送 第1102回
大震災を乗り越えろ!〜あの主人公はその時〜
内容詳細
珠洲に恩返しを! 移住した医薬品会社社長の決断
能登半島の先端に位置する珠洲市。過疎化や高齢化が進むこの地に、本社機能の一部を移転した会社がある。医薬品の製造・販売を手がけるアステナホールディングス。創業は1914年、関東大震災も乗り越えてきた100年企業だ。従業員約1400人のトップに立つ4代目社長の岩城慶太郎さん(46歳)は、6人の社員とともに珠洲市に移住。地元に貢献する新規事業の立ち上げに取り組んでいた。移住から3年がたった今年の元日、大地震が能登半島を襲った。岩城さんは東京に帰省していたため被災は免れたものの、珠洲の住民たちを案じて地震直後から奔走していた。東京・日本橋にある本社の社長室をボランティアセンターとして開放。2次避難所となるホテルの確保や金沢市へのバスの手配など、民間の立場から被災者の支援を次々と打ち出していた。「このままでは犠牲者がさらに増える…」。冬の奥能登の厳しさを知っている岩城さん。高齢者が被災地に留まれば、災害関連死が増えるのではと恐れていた。岩城さんの呼びかけで、いち早く珠洲市から避難する動きが始まった。
老舗旅館を「2次避難所」に… 苦難を乗り越えた社長
被災者をより安全な場所に避難させる「2次避難所」。その1つに指定されたのが、加賀市の人気旅館「みやびの宿 加賀百万石」だ。孤立地区からヘリコプターで救助された人や、元日以来、満足に食事ができず、風呂にも入れなかった人も…。老舗旅館ならではの温かいもてなしに、被災者たちは安堵の表情を浮かべていた。被災地からのバスを出迎えていたのは旅館の吉田久彦社長(40歳)。祖父の代から続く老舗を受け継いだ創業家だ。新型コロナを乗り越え、北陸新幹線の延伸を目前に控えたタイミングでの大地震。1月の予約数はキャンセルが相次ぎ1割にまで減少したが、「いま自分たちが旅館としてできることをして、石川が早く立ち直るといい」と迷わず受け入れを決めた。しかし、被災地から逃れてくる2次避難者の人数は予想を超え、さらに生後1カ月の赤ちゃんから要介護の高齢者まで様々な対応が求められるなど、現場では混乱が起きていた。
働きがい求め石川移住…IT活用で避難者を支援
被災者をIT技術で支援しようとしているのが加賀市だ。「消滅可能性都市」に指定されたことで、行政やビジネスのデジタル化を進め「スマートシティ」に生まれ変わろうとしていた。そんな加賀市でCDO(チーフ・デジタル・オフィサー)を務める山内智史さん(38歳)。ソニーのエンジニアを辞め、行政のデジタル化を進めるため3年前に加賀市に移住。173倍の狭き門を突破して就任したITのすご腕だ。被災者の人数や必要な支援などをめぐって情報が錯綜し、「2次避難所」の受け入れ現場が混乱を極めるなか、山内さんがまず目を付けたのが、被災者を受け入れるためのシステム。山内さんは、避難者を受け入れるための新システムを短期間で開発し、さっそく「加賀百万石」に導入。さらに、2次避難が長期になることを見越して、被災者が買い物で割引を受けることができたり、公衆温泉浴場やデジタル図書館など加賀市民が使えるサービスを無料で使えたりする「デジタル市民証」の開発も進めていた。
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2025年4月28日










