日経スペシャル ガイアの夜明け

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2025年1月24日 放送 第1149回

クルマ新世紀に挑む!〜ホンダの野望〜

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100年を超える歴史を持つ自動車業界。これまでアメリカ・日本・ヨーロッパの大手メーカーがその巨大市場をほぼ占有してきた。しかし、テクノロジーの急速な進化や電動化の波、そして中国を中心とする新興企業の台頭で、いま業界の勢力図が大きく塗り替えられようとしている。2024年の世界販売台数では、かつてビッグスリーと呼ばれたアメリカのフォード・モーターのみならず、日本のホンダや日産も中国の電気自動車メーカーBYDに追い抜かれる見通しだ。新興メーカーの台頭に揺らぐ日本メーカー。逆風の中、ホンダは経営不振に陥った日産との経営統合を模索する。2021年4月には「100%電動化」計画を発表、さらに翌年には異業種のソニーグループと新たな電気自動車メーカー「ソニー・ホンダモビリティ」の設立を仕掛けるなど独自の戦略を打ち出し続けるホンダ。そのホンダを率いる三部敏宏社長。「リスクは機会」「失われた30年を取り戻し日本企業が再び世界をリードする」そんな三部社長の思いを実現しようと奮闘する新型EVの開発現場に独占密着。日本メーカーがこれまでに培ってきた技術やサービスを磨き・進化させ、再び世界で勝負しようと挑む姿を描く。

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内容詳細

最新技術の檜舞台で主役を狙え!日本メーカーの逆襲

2025年の幕開けとともにアメリカ・ラスベガスで開かれた最新技術の見本市「CES」。4500社を超える企業が、世界へその最新技術を披露する檜舞台だ。かつては家電、コンピューター、ロボットなどが主役を担った展示会。しかし今、最も注目を集めるのがモビリティの分野。常に進化を続ける半導体やソフトウエア、AIなど、そのすべて詰め込む電気自動車はまさにCESの花形だ。中国メーカーが存在感を高める電気自動車の分野で、ホンダは新ブランド「0シリーズ」から2つの車両を発表。あの二足歩行ロボット「アシモ」を全く新しい形で復活させたことで注目を集めた。クルマの知能=基本ソフトウエアを「アシモOS」と名付け、これまで培った「アシモ」の技術を活かすと宣言したのだ。さらに、ソニーとタッグを組んだソニー・ホンダモビリティは2025年にアメリカ市場で受注を開始する電気自動車「AFEELA 1」を披露。量産車に限りなく近いコンセプトカーの最終形は世界のメディアにどう映ったのか?日本メーカーが再び世界をリードすることはできるのか。試金石となるCESの舞台裏を取材した。

第二の創業 ホンダ「0シリーズ」で挑む!

米・CESで「0シリーズ」を発表したホンダ。開発の中心を担ったのは、デザインの最高責任者、南俊叙(みなみとしのぶ)さん。ホンダのデザインに惚れ込み美大を卒業後、1990年に入社。ホンダの主力車種「フィット」のデザインなどを任されてきた。「0シリーズ」の開発は「デザインが主導して欲しい」。第二の創業、「100%電動化」を宣言している三部社長から社運を賭けたプロジェクトを託された南さん。ゼロから始める新たな挑戦に挑んでいた…。一方、「アシモ」の復活で「CES」を沸かせた車両の開発部門。真冬の北海道のテストコースにモーターやバッテリーを積んだ「0シリーズ」の開発車両を持ち込んでいた。「アシモ」で培った制御技術を確認するためだ。開発責任者は秋和利祐(あきわとしひろ)さん。クルマの走りの性能や安全性、電費、さらにはソフトウエアを使った車内のエンタメから、運転支援機能まで全てを統括。「0シリーズ」を進化させるため奔走する。その開発現場に密着すると、これまでホンダが自動車メーカーとして培ってきた技術力をフル活用した新しいモビリティの姿が見えてきた。南さんと秋和さん。2人の技術者が手がけた「0シリーズ」。果たして三部社長はどう評価するのか。

異業種タッグが生み出す新たなモビリティとは!

「ソニー」と「ホンダ」。日本を代表する世界的ブランドの名を冠した電気自動車メーカー、ソニー・ホンダモビリティ。その本社施設にガイアのカメラが入った。都内のビルの一角で行われていたのは、全く新しいクルマづくり。SONYでスマホを開発していた技術者やホンダの車両開発者たち。異業種の技術者が作り上げるクルマの新しい価値とは?そして、2025年から受注を開始するその販売方法もこれまでにないもの。日本の自動車メーカーがこれまでやってこなかったオンラインでメーカーが直販するというスタイル。アメリカに乗り込んだのは山口周吾副社長。ソニーではヒット商品、カメラのαシリーズを立ち上げるなど新ビジネスを開拓してきた。「アメリカで電化製品を売ったことはあるが、クルマを売るのは初めてだ」という山口さんが、ソニーの強みを活かしながら「AFEELA」の販売開始に向け奔走する姿を追う。

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