日経スペシャル ガイアの夜明け

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2025年3月14日 放送 第1156回

働く!じーちゃん ばーちゃんテレ東系 SDGsウイーク

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超高齢社会を迎える日本。社会保障費の増大や労働力不足など多くの課題に直面しています。そんな高齢化の課題を、"シニアの力で解決する"という逆転の発想で、2022年11月、仙台市で創業したのが「ジーバーFOOD」だ。おじいちゃん、おばあちゃんが「おしごと組合」を組織し、飲食店のサポートやオリジナル弁当の製造・販売に取り組みます。本部はシニアたちの後方支援に徹して、利益はシニアたちで分け合う。SDGsの理念である「誰一人取り残さない」は居場所を失いつつある高齢者にも当てはまります。これまでにない新しい働き方で、シニアたちと超高齢社会の日本を元気にする挑戦を追う。

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内容詳細

最高齢は80歳。じーちゃん、ばーちゃんのパワーで街を元気に!

2022年11月、仙台市で設立されたジーバーFOOD。オリジナル弁当の製造・販売のほか、宮城県富谷市では、古民家を改装した飲食店を運営する。働くのは地元の60歳以上のおじいちゃんやおばあちゃんだ。「元気なシニアが超高齢社会の日本を変えたい」との思いで、社長の永野健太さん(35歳)が創業した。シニアのメンバーは基本的に自由にシフトを決めて無理なく働ける。時給制にすると生産性を重視するあまり少人数で働かざるを得なくなり、体力のないシニアには負担が多すぎる。そこで、永野さんはシニアのメンバーに「おしごと組合」を組織してもらい、利益が出たら、みんなで分け合い、本部はサポート費や施設の利用料として売上の一部を受け取るしくみを考えた。去年10月、ジーバーFOODは、宮城県富谷市の観光施設に飲食店をオープン。“ジーちゃん・バーちゃん”がにぎる特製おにぎりが好評だ。今後増え続ける「空き家」と「高齢者」を結びつけたこのモデルは、全国の自治体から注目を集めている。しかし、ジーバーFOODが事業をスタートして2年半、赤字が続いていた。永野さんは、高齢社会を変える可能性を秘めたジーバーFOODの事業を継続するため、新たな事業に乗り出す。

仙台駅の名物弁当や地域の交流拠点も…世界が羨む高齢社会へ

永野さんは、仙台の人気洋食店HACHI(ハチ)と組んで、仙台駅の“名物弁当”を開発することになった。県内に6店舗を展開するHACHIは、人手不足で店舗の拡大ができずにいたが、今回、HACHIの弁当の製造をジーバーFOODのシニアに任せることにしたのだ。ジーバーFOODもオリジナルの弁当を開発して仙台駅で販売することに。仙台駅での弁当販売が軌道に乗れば黒字化も見込める。3月1日にテスト販売が決まった。さらに仙台市内の印刷工業団地にある組合員向け食堂の運営をジーバーFOODが受託することに。永野さんはこの店を改装し、地域の人々にも開かれた飲食店にリニューアルすると決めた。店を仕切るのは元イオンの社員で、寿司や天ぷら、唐揚げなど惣菜の技術指導員だった小山茂さん(75歳)。仙台市の魚市場で新鮮な魚介を仕入れて本格的な手づくりの魚料理を提供したいという。新たなシニアメンバーも加わり研修が始まった。シニアが街に活気をもたらし、超高齢社会の日本を元気にする、かつてない挑戦に密着する。

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