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2025年5月23日 放送 第1166回
マイナカード狂騒曲!
2016年1月より順次交付が始まった、マイナンバーカード。マイナンバーを証明する書類としてだけでなく、社会保障や税金、そして災害時の対応といった行政全般に関するデジタル運用、効率化を企図したものだ。今年4月現在、国民の保有率は78%にのぼる(総務省調べ)言わば一大国家プロジェクトだが、一時、個人情報の紐づけ間違いが原因でトラブルが多発するなど、新たなシステムに対応できない一幕も。そのマイナンバーカードが2025年に入り、いよいよ本格運用されるようになる。マイナ保険証、マイナ救急、そしてマイナ免許証...。デジタル時代の新ツールは、私たちの生活、そして経済にどのような恩恵をもたらすのか?混乱なく活用することはできるのか?その対応に最前線で取り組む人々の奮闘を取材する。
内容詳細
マイナ保険証に医師たちが反対!医療現場に負担も…
2024年12月、東京・両国駅前に全国から医師が集結。デモを行い、保険証撤廃への反対を道行く国民たちに呼びかけていた。医療現場に携わる一部の医師らから、マイナ保険証へと一度に一元化される事は、リスクが高すぎるという声が上がっていたのだ。23年4月から、全国全ての病院へマイナ保険証を読み取るリーダーを設置する事が義務化された。しかし、医療の現場ではリーダーを設置する費用や看護師が使用方法の説明に追われるなど負担になっているという。
マイナで“救える命”がある…導入前夜の救急隊に密着!
マイナンバーカードの恩恵を分かりやすく感じられるのがこのマイナ救急。救急患者の意識がない時などに、カードに入力された病歴や薬歴を参照することで、適切な処置を迅速に行うことができる。2025年4月から全国の一部の救急67本部600隊で実証事業が行われていたが、今年秋からは本格導入される。ガイアは全国で最も早くこの実験に参加した神奈川県平塚市の救急隊に密着取材。しかし、実際に始めてみると、マイナンバーカードを読み取るリーダーが大きく、機動力が落ちてしまったり、外出先にカードを携帯していない人が殆どだったり、想定外の事態が相次いだ。緊迫の医療現場から見えてきたマイナ救急の実態と課題を追った。
前市長が強硬に反対!名古屋市は遅れを取り戻せるか!?
河村たかし前市長が、「マイナカードは人を牛化する」と導入に対して強硬な反対姿勢をとってきた名古屋市。市独自のDX施策などを進めてきたが、全国の政令指定都市の中で唯一、マイナンバーカードを使った各種証明書の「コンビニ交付」が出来ないなどの不便が重なり、令和4年度は9166件ものクレームが市に入ったという。前市長が辞職した今、他自治体に大きな遅れを取るなかで、マイナンバーカードを利用する為の様々な対応に追われている。
マイナは「消滅可能性自治体」の救世主となるか?
過疎化が進む富山県の中でも人口減少が著しい朝日町。2024年、人口はついに1万人を切った。高齢化率は46%。2050年には消滅する可能性がある自治体の1つに数えられる。そんな朝日町は起死回生の策として、マイナカードを活用した地方創生に取り組もうとしていた。町のマイナカードの保有率は全国平均を上回り83%を超える。実は、マイナカードのICチップには空き容量があり、この部分をどう使うかは、各自治体に委ねられている。これに目を付け「外出機会の創出」「子どもの見守り」など、様々な用途に応用していたのだ。中心となって取り組んでいるのが、朝日町みんなで未来!課の寺崎壮課長代理。マイナカードを使った新たなサービスに取り組もうとしていた。それが「地域通貨」だ。実は朝日町では、買い物を町外でする住民が多く「町の中でお金を使ってもらえない」という課題を抱えている。その課題を解決しようと、日本で初めてマイナンバーで決済ができる「あさひまちコイン」をリリース。チャージ金額10%還元するキャンペーンを行うなど大々的に始めた。しかし、町の人の反応はイマイチ。マイナカードを使って地域課題に向き合ってきたが、果たして今回の取り組みは成功するのか?
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2025年4月28日









