鮮やかなフルーツがぎっしり詰まった、「キャンディバー」…。
実は、植物性の素材で作られた、肌に優しい石けんだった。ひとつ1080円と安くはないが、見た目と品質の良さで、人気の商品だという。
手がけているのは、神奈川県小田原市の「リンクライン」。キウイやイチゴにそっくりのパーツも、ひとつずつ丁寧に手作りしている。26人いる腕利きの“職人”。全員、障害を持った人たちだ。
リンクラインを率いるのは、神原薫(かんばら かおる)さん。IT企業の人事総務部長だったころ、法律で義務付けられている障害者の雇用人数の条件を満たせず、毎年1000万円以上の「納付金」を納め続けていた。
行政から「これ以上改善が見られなければ企業名を公表する」と通告を受け、障害者を雇い入れるために、子会社としてリンクラインを立ち上げた。赤字続きだったが、神原さんがあることに気づいてから、事態は一変。「手作りアートソープ」の開発をきっかけに、黒字化に成功したのだ。今や、障害者雇用に悩む企業からも、指導に来て欲しいと助けの声が寄せられている。その神原さんの“気づき”とは…?
一方、石川県白山市に2016年に誕生したアミューズメント施設「B's・行善寺」。天然温泉をはじめ、自家製蕎麦や地ビールが楽しめるレストランに、ジムやプールまでが揃う。交通の便は良くないが、年間40万人以上が訪れる人気施設だ。
ここを支えているのも、障害を背負った人たち。この施設で出される食べ物やサービスが、評判を呼んでいるのだ。一体、ハンディキャップを持った人たちが、どうやってすごいパフォーマンスを発揮しているのか?










