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2022年10月7日(金)放送 第1034回

"買わない客"こそ狙う!~スパイスと“ポテチ”企業~

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誰もが知る大手メーカーにも弱点がある。それは"振り向いてくれない"客がいること。耳に残るCMで高い知名度を誇る菓子メーカーの「湖池屋」。課題は、20代30代と60代以上の女性の間での"スナック離れ"。空白地帯を埋めるため、プロジェクトチームが立ち上がった。一方、カレー粉やわさびなどの調味料でおなじみの「エスビー食品」。こちらは、今まで取り込むことができなかった層を狙う戦略を進めていた。目指すのは、これまでにない「チューブ調味料」の開発。時代のニーズに合った商品を生み出せるのか?"新たな客"の心を掴もうと奮闘するメーカーたち。その最前線に迫る。

内容詳細

“スナック菓子離れ”世代を振り向かせる!空白地帯を狙う「湖池屋」の新戦略

「ドンタコスったらドンタコス♪」「スコーンスコーンコイケヤスコーン♪」などインパクトのあるCMを打ち出してきた湖池屋。様々なヒット商品でカルビーに次ぐ業界2位の地位を確立してきたが、ある悩みを抱えていた。それは特定世代の“スナック離れ”。特に20~30歳代や60代以上が“空白地帯”と化しているのだ。そこで、社長の佐藤章さん直轄のプロジェクトが立ち上がった。活躍するのは若手の社員達だ。「年齢や経験は関係ない。熱量の高い人こそヒット商品を生み出す」と佐藤社長。その言葉通り、若手発のアイデアが次々と商品化されている。入社8年目の野村紗希さんが世に送り出したのは、“大人の女性”層を狙った「ビストロポテト」。高級感溢れる箱を開けると3つの小瓶があり、中には一口サイズのじゃがいもスナックが入っている。1980円という強気な値段にも関わらず、今年春にECのみでひっそり販売したところ、わずか1週間で完売した。入社7年目の井上裕香さんが手がけるのは、「日本酒×ポテトチップス」という意外な組み合わせだ。昨年秋に発売した第1弾では、新潟県長岡市の酒蔵・越銘醸とコラボ。試行錯誤の末、出来上がったのは『未完成 海老と牡蠣のオリーブオイル仕立て』。日本酒と合わせて初めて完成することから「未完成」と名付けられた。現在、その第2弾として、11月発売に向け開発を進めているのが、高知県の銘酒「酔鯨」とのコラボ。高知の「鰹のたたき」や「鯛の煮付け」など地元の味が候補として挙がっているが、はたして、ポテトチップスに落とし込むことはできるのか?

チューブ調味料が大進化!開発に5年…「エスビー食品」が勝負をかける新作とは?

フォロワー50万人以上と絶大な人気を誇るインフルエンサーの「あみん」さん。SNSで紹介しているのは、手間をかけずに美味しい料理を作る方法だ。そこに度々登場するのが、「チューブ調味料」。実はあみんさん、チューブ調味料を活用する『チューバー』として有名なのだ。使うのは、おなじみの「しょうが」や「にんにく」だけではない。中には「きざみ青じそ」や「きざみ紅しょうが」などといったものも。これらはある企業の“新型チューブ”だ。その企業とは、来年で創業100年を迎える「エスビー食品」。1970年に日本で初めてチューブ型の「洋風ねりからし」を発売して以来バリエーションを増やし、現在、約60種類を展開。今、強化しているのは、「わさび」などの定番商品以外の、新たなチューブ調味料の展開だ。ターゲットは、忙しい主婦や若者たち。野菜をすりおろしたり刻んだりという手間を省ける「きざみ青じそ」や「きざみねぎ塩」といった商品は、加えるだけで本格的な味付けができると好評だ。そのエスビー食品が、5年もの間、開発に取り組んでいるものがある。それはなんと「大根おろし」。シンプルだからこそ、その再現には多くの壁が存在するというが、はたして?

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