長野県伊那市に本社を置き、創業100年を超える老舗味噌メーカーのハナマルキ。現在、味噌に並ぶ事業の柱にしようとしているのが、日本古来の発酵調味料「塩麹」だ。肉や魚を柔らかくしたり、旨みを引き出す効果があり、様々な料理に活用できる。ハナマルキは、2012年には、特許を取得し「液体塩こうじ」を開発。海外市場の開拓に乗り出している。そのカギを握っているのが、ハナマルキの専属シェフ、秋山隆作さん。日々、様々な国の料理を試作し、塩麹を取り入れたレシピを研究している。今回、秋山さんが挑むのは、美食の街として知られるイタリア・ミラノ。自ら現地に乗り込み、ミシュランの星を獲得したレストランや、食品原料商社に塩麹を直接売り込む。食のトレンドの発信地ミラノで認められれば、塩麹が万能調味料として世界中に広がる可能性が期待できるという。長年培ってきた“コメの力”で世界の食をもっと美味しくする挑戦に密着取材する。
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2025年3月28日(金)放送 第1158回
お米のチカラで挑む!
「令和のコメ騒動」で日本人のコメ離れが加速する懸念もあるなか、日本が長年育んできたコメ文化が、世界へ羽ばたこうとしている。「米菓子」や「米麹」を海外に売り込む動きが始まっていた。大手味噌メーカーのハナマルキ(長野・伊那市)は、塩麹を使った新商品を次々に開発。「Miso」を超える調味料として「Shio Koji」を、美食の街イタリア・ミラノに売り込もうと攻勢をかけていた。一方、インド出身のジュネジャCEO率いる亀田製菓(新潟市)は、米菓子で人口約14億人の巨大市場インドの攻略に乗り出した。しかし、現地では高級スナックとして「柿の種」を売り込んできたが、販売は苦戦している。そこで今回は、地元新潟で限定販売してきた米菓子で勝負に打って出ようとしていた。日本のコメ文化が世界の食を変えられるのか...。
内容詳細
日本の発酵食文化「麹」を世界に! 〜ハナマルキ〜
巨大市場インドでヒット商品を生み出せ! 〜亀田製菓〜
「柿の種」「ハッピーターン」で知られる新潟の亀田製菓。インド出身のジュネジャ・レカ・ラジュ会長兼CEOが目指すのが、日本文化が育んできた米菓の世界展開だ。亀田製菓が今、力を入れるのが世界最大、人口14億人を超えるインド。この国で「柿の種」のようなヒット商品を生み出せば、さらなる成長が見込める。しかしインドには強力なライバルの存在が……小麦粉や豆などを油で揚げて、塩や香辛料を混ぜ合わせた伝統的なスナック「ナムキン」が庶民に親しまれている。値段も手頃で、小分け袋は1袋10ルピー(約17円)ほどだ。亀田製菓はインド企業と提携して現地に合弁工場を立ち上げ、2020年から看板商品「柿の種」を「KARI KARI」という名で売り出したが、期待していた売り上げには至っていない。そこで、ジュネジャCEOは、新潟限定で販売している「サラダホープ」を、インド向けにアレンジして販売することを決めた。現地インドで商品開発を託されたのは、29歳の中塚健太さん。日本人とは食文化が全く異なるインド人。彼らが好む味を研究するため、街でスナックを食べ歩き、新たなフレーバーを試作する日々…果たしてインドで米菓のヒット商品を生み出すことはできるのか。日本を飛び出し、巨大市場に挑む、若き開発者の挑戦を追う。
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2025年4月28日










