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2026年3月13日(金)放送 第1207回

災害"関連死"を防げ!ウェルビーイングWEEK

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15年前に発生した東日本大震災。10年前の熊本地震。そして2年前に起きた能登半島地震。その被災地では、助かった命が、その後の避難生活などで失われる「災害関連死」が繰り返されてきた。能登半島地震では、今年2月時点までに490名が関連死で亡くなった。能登半島地震の犠牲者の実に7割近くに上る割合だ。「災害関連死はあってはならない」と語るのは、日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏教授だ。根本さんは、冬場の防災のエキスパートだが、いつまでも被災者が体育館で雑魚寝をするような劣悪な避難所の環境を憂う。その根本教授が中心となり、毎年冬に実施しているのが「厳冬期災害演習」だ。各地から防災担当の行政職員や医療福祉の従事者たちが集まって来て参加する。いざ災害が発生したときには、避難所の設置や運営に奔走する人たちだ。電気や水道などのライフラインが断たれた設定で、厳冬の避難所環境を体験しながら、理想型を模索する。どうすれば、災害関連死を防ぐことができるのか?誰もが他人事ではいられない防災の最前線を見つめる。

内容詳細

「寒くて寝られない!」体育館の避難生活を「安全」に過ごす方法とは?

今年1月17日、北海道北見市。最低気温は、マイナス20度にも達する厳寒の地だ。この日、日本赤十字北海道看護大学に多くの人が集まってきた。彼らは、自治体行政の災害担当者や、医療福祉に関わる人たち。年に一度の「厳冬期災害演習」に参加するのだ。演習は、冬に北海道内で発生した大規模地震により停電が発生した状況を想定。避難所を体育館に開設するも、電気やガス、水道は使えない。備蓄している機材や食料のみで一夜をしのぐ演習だ。演習に参加する約120名は、避難所の設営や宿泊、炊き出しなどの避難生活をリアルに体験し、災害関連死を防ぐためのノウハウを検証する。例えば、冷たい体育館に雑魚寝をすると体温を奪われてしまうため、段ボールベッドやスチールベッドを試す。この演習を立ち上げた根本昌宏教授は、「避難生活はトイレに始まり、トイレに終わる」と述べ、災害関連死を防ぐためには、使いやすい仮設トイレを用意することがいかに重要かを強調する。様々な設備の備蓄方法や予算、設営の手間なども、具体的に検証する。演習で培われた知見を、実際の行政にどう生かしていくのか?

あのワークマンが、赤十字と共同開発する「着る断熱材」とは?

災害関連死を防ぎやすくするために、日本赤十字看護大学の「災害救護研究所」は企業を巻き込んだ様々な試みを行っている。そこに協力する企業の一つが、作業服などを手がける「ワークマン」だ。これまでに日本赤十字社が積み上げてきた災害救護の知見を生かし、2024年8月に「Xシェルター」と名付けた断熱ウェアを発表した。“着る断熱材”とアピールし、ワークマンのアウターとして史上最大のヒット商品となった。作業服に求められる過酷な状況と避難生活への対応には共通項が多いという。ワークマンとの共同開発を進めてきた災害救護研究所の曽篠恭裕さんも、「災害はいつ起こるか分からない。普段着がそのまま防災につながるものにしたかった」という。日常の暮らしの中に、防災への備えをどのように取り入れていけるか。企業を巻き込んだ取り組みを取材した。

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