人生のすべてをかけ進化をつづける世界チャンピオン 【永瀬貴規 インタビュー】
パワーとアジリティのバランスが高次元で求められる「81kg級」。それゆえ世界の強者が集まり日本人には最も不得手とされた階級だ。その81kg級に、恵まれた身体と戦術、判断力で20年ぶりに現れた日本人の世界王者が永瀬貴規。しかし「本当の世界一とはオリンピックチャンピオン」強者から追われることになった王者は挑戦を続ける。
──世界チャンピオンという響きはどうですか?
そう呼んでもらえると正直嬉しいんですが、オリンピックで勝ってこそ本当の世界一だと思っています。
──世界チャンピオンになるのは簡単なことではなかったと思いますが。
今年の世界選手権で優勝するというのが去年が終わってからの目標だったので、目標を達成できたのは自信にもなりましたし、自分を評価したいと思います。もちろん去年も優勝を狙っていたのですが、今年の方が優勝するという気持ちが大きかったので、良かったと思います。
──永瀬選手の柔道の強さはどこでしょうか?
「受け」には自信があります。あまり投げられないと思っています。自分の階級の中ではリーチがある方なので、それが少しは影響していると思います。
──これからは追われる立場になりますが。
周りの選手からの研究も進んでくると思いますが、自分がそれ以上に対策をして、相手よりひと回り力をつけオリンピックに行きたいと思っています。
──オリンピックを意識し始めたのはいつ頃ですか?
本当にオリンピックに出て勝ちたいと思い始めたのは大学2年生で、講道館杯に優勝してグランドスラム東京を獲った頃からです。それが目標に変わりました。
──周りからの期待の大きさも感じると思いますが。
周りからの応援だったりいろいろな支えがあってこそ、今の自分があると思っているので、そういう人たちにオリンピックで金メダルを獲って恩返しをしたいです。
──去年、グランドスラム東京では2連覇しました。
2年前の優勝は、講道館を優勝して初めての大きな国際大会で勢いというものもありましたが、去年はタイトルを手にして、ある程度知られた中での優勝だったので、自分の力が少しずつついてきていると自信になりました。今年はオリンピックが控えている中での大会なので、しっかりグランドスラム東京で勝ってオリンピックに繋げたいと思っています。「81kg級」というのは世界チャンピオンがころころ変わる階級なので、自分はまだ挑戦者の気持ちで思い切りやることだけしか考えていません。
──来年に向けて今の課題は何ですか?
いろいろなことを鍛えていって、総合力でもうひとつ、もうふたつ上げていかないとオリンピックでは勝てないと思っています。次にある大会を勝って、誰もが「永瀬だ」と言うような結果を残してオリンピックに繋げたいと思っています。
──オリンピックまでの残り1年をどう捉えていますか?
人生のすべてをかけてもいい1年だと思っています。進化しつづけないとオリンピックでは勝てないので、これからもっと進化したいと思います。
「リオデジャネイロ五輪代表選考会 柔道グランドスラム東京2015」
テレビ東京系列で12月4日(金)から3日連続放送!
メインキャスターは6年連続で小泉孝太郎!
【放送日時】
12月4日(金)夜 6:00 放送
12月5日(土)午後 4:35 放送
12月6日(日)午後 4:10 放送
【番組公式HP】
https://www.tv-tokyo.co.jp/judo/judogs2015/
柔道初の試み!カメラアングルを切り替えて楽しめる「マルチアングル動画配信」実施!




