柔道の国際大会「グランドスラム東京2017」の2日目、男子90kg級の向翔一郎(日本大学4年)が銅メダルを獲得した。
今年の講道館杯で優勝し、今大会の注目選手だった向。1回戦の相手・モニエル スレイマン(スーダン)の計量失格により勝ち進み、2回戦もクコリ(セルビア)に勝利。しかし、準々決勝でベットーニ(ブラジル)に敗れ、準決勝へは進むことができなかった。
その後の敗者復活戦では、バート(カナダ)に技あり(背負投)で勝利。そして挑んだ3位決定戦では、クラメルト(チェコ)に対し華麗な背負投を繰り出し、技ありで勝利。昨年は7位に終わっていたが、今回は3位に入賞。「柔道グランドスラム」では初のメダルを獲得した。