定例社長会見2022年9月

石川社長9月定例会見

【10月改編】
(石川社長)
10月クールは水曜夜9時に新しい経済報道番組日経スペシャル『60秒で学べるNews』が始まります。
キャッチフレーズは「テレ東“新経済圏”拡大します。」で、ニュース以外では『ガイアの夜明け』『カンブリア宮殿』に続く3番目の経済番組となります。
「中学生でも分かる」ニュース解説ということで是非いろんな年齢層の方に見ていただき、新しい経済報道番組の切り口を提示したいと思っています。

(斎藤総合編成局長)
この番組は今話題のニュースの真相、裏側、面白さを記者や専門家が60秒でプレゼンし、かつ深掘りをしていきます。
MCはタレントのウエンツ瑛士さん。進行はテレビ東京の田中瞳アナウンサーが担当します。
60秒で解説するプレゼンターには朝の『Newsモーニングサテライト』に出演中の豊島晋作キャスターや報道局官邸キャップの篠原裕明記者などが出演予定です。
新番組に伴い、『家、ついて行ってイイですか?』を日曜夜8時に移行します。
各局の人気番組がひしめく激戦区ですが、日曜の夜に明日から1週間頑張ろうという気持ちになっていただくにはぴったりの番組なので、大いに期待しています。
今回の10月改編は、深夜帯も充実しています。
金曜24時台は待望の『孤独のグルメ』シーズン10です。
10年目を盛り上げるべく、17時台にシーズン1から一挙再放送しています。
アニメは、10月1日土曜23時に待望の『SPY×FAMILY』シーズン2がスタートします。
月曜24時は10年前に人気を博していた『BLEACH』のシリーズ最終章「千年血戦篇」が立ち上がります。
火曜24時には「少年ジャンプ+」で大人気の『チェンソーマン』がスタート。
このアニメの3番組については、現在、渋谷、新宿の街頭広告や山手線のラッピング電車など大型のプロモーションを展開中です。
さらに月曜24時半には「ドラスティックマンデー」という新企画のトライ枠を作りました。
『モヤモヤさまぁ~ず2』も『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』も元々は深夜発なので、この枠で新しいテレ東らしい番組を開発していきたいと思っています。
初回の10月17日は『ツタの家。』という番組を放送します。
街に必ずある「ツタにまみれた家」にはいったいどんな人が住んでいるのか。なぜツタがそこに生えているのか。実際お宅を訪問して解明していくという番組です。

(石川社長)
明日30日から『世界卓球2022』が始まります。世界卓球は今年、団体戦で会場は中国の成都です。
日本からは伊藤美誠選手、早田ひな選手、張本智和選手が出るなど期待できます。
時差は1時間なので、テレビ東京、BSテレ東、それに配信も含めライブを基本に日本代表の戦いぶりをお伝えします。
今回は最新の技術やプロモーションなどいろいろ面白い仕組みを準備しています。

(斎藤総合編成局長)
28日、現地で組み合わせの抽選が行われ、女子は6グループ、男子は7グループに分かれて予選を戦うと発表されました。
口火を切るのが30日17時、BSテレ東『男子グループ第1戦 日本vsイラン』。
地上波は19時30分『女子グループリーグ第1戦 日本vsスロバキア』。
今回新たな取り組みとしてプレー中の「ボールの回転の軌道」などを解析し、そのデータを瞬時にCGで表示します。
またVR(仮想現実)の技術も使い、東京の水谷隼さんと現地のメインキャスター福澤朗さんが同じ場所にいるような演出も登場します。
プロモーション関連では、日経新聞の広告、番組公式HP、公式SNSなどについているQRコードを読み取ると、スマホで「卓球ゲーム」を楽しめる取り組みを実施します。
毎週日曜夜11時半から放送中の『テレ東卓球塾』でも特設サイトを開設し、過去のスーパープレーを検索できる「世界卓球スーパープレー大図鑑」を期間限定で公開します。

(平岡アニメ・ビジネス本部長)
テレビ東京が運営するメタバース空間「池袋ミラーワールド」が今回、世界卓球と初めてコラボします。
ミラーワールド内に「卓球日本代表選手応援ルーム」を設け、まるで展覧会に来たように選手の歩みを年表で見ることができます。
また、ミラーワールド内のアバターに日本代表のウエアを着せたり、選手への応援のメッセージを書き込めます。

(石川社長)
10月8日には、さいたまスーパーアリーナを舞台に国際スケート連盟公認「木下グループカップ フィギュアスケート ジャパンオープン2022 3地域対抗戦」と、
「カーニバル・オン・アイス2022」を開催します。
先日、4回転半ジャンプを成功させたアメリカのイリア・マリニン選手も出場するので、初めて日本で4回転半ジャンプを見られるかもしれません。

(平岡 アニメ・ビジネス本部長)
マリニン選手はジャパンオープンでも4回転半にチャレンジ濃厚だと聞いているので、大いに注目です。
日本チームは鍵山優真選手、宇野昌磨選手、坂本花織選手と北京五輪のメダリストが勢ぞろいするほか、紀平梨花選手も出場し最強の布陣で臨みます。
会場では今回初めて、実況、解説を聞くことができる音声ガイドサービスの無料提供を実施します。
また、放送終了の翌日から視聴できる新たな視聴体験サービスとして、視聴者が自由に視点を切り替えられる「マルチカメラアングルサービス」も提供します。
お気に入りの選手の演技の全カメラ映像を自由にスイッチングしながら視聴できるというもので、これまで以上にフィギュアスケートをお楽しみいただけます。

【テレ東ファン支局】
(石川社長)
1年前の10月、「テレ東ファン支局」という組織をスタートし、当初は1年で1万人の会員獲得を目指していましたが、昨日の段階で1万8000人を超えました。
テレビ東京の熱いファンが1万8000人集まったということで、非常に喜んでいます。
会員の方からは1日50件以上の投稿やコメントをいただいていて、10月22日には1周年を記念してオンラインイベントを企画しています。
テレビ東京の裏側をお見せする「社会科見学」や、ファン支局の連載で人気がある『モヤさま』『池の水』を企画した伊藤隆行プロデューサーのトークイベントなどを計画中です。このイベントは初めてファン支局の会員「支局員」から選ばれた10人のプロジェクトメンバーがテレビ東京にリアルで「出社」して、イベント内容の検討や当日の運営を担当します。
テレビ東京はこうした熱いファンとともに新しい分野を開拓したいと思っており、支局員と一緒に「番組グッズ開発会議」も予定しています。

【編成関連】
22年度7月クール第12週終了時(7月4日~9月25日)の個人全体(ALL)視聴率は、GH3.2%(前年比-0.5p)、PT2.8%(同-0.4p)、全日1.2%(同-0.2p)。
4月から始めた『タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって!』は、4月クール平均ALL2.8%に比べ、7月クールはALL3.0%と、徐々に視聴率を上げて定着しつつあります。

【営業関連】
7月は、タイムが前年比-23.1%、スポットが同+13.3%、タイム+スポットの合計で同-12.0%。
8月は、タイムが前年比-32.0%、スポットが同+3.6%、タイム+スポットの合計で-22.1%。
タイムは1年前にオリンピックがあった反動で減収とはいえ想定通りの状況です。
スポットは逆にオリンピックで枠が減っていた反動や大型出稿もあり前年超えとなりましたが、第2四半期に入り厳しい状況となっています。

Q:『60秒で学べるNews』MCは初の報道番組のウエンツさん。起用の狙いは
(石川社長)
中学生でもわかるニュースということで、やはり若い人にMCをやっていただいて、同世代の人にも広く見ていただければという期待があります。

(斎藤総合編成局長)
ウエンツさんは芸能活動を一度中断されて海外に留学に行かれるなど様々なことに興味があり、勉強もしているということで、まさにこの番組にぴったりの方だと思いました。

Q:2日前の安倍晋三元総理の国葬について
事前に特番を5分間流した後に映画『ベートーベン』を放送したが改めて編成の意図や狙いは

(斎藤総合編成局長)
今回は、放送以外にも配信でしっかり国葬を中継でお伝えしようという考えがあり、総合的な判断でこのような編成にしました。

Q:国葬の際のSNSで「さすがテレ東!」といった反応があったことをどのように受けとめているか
 (石川社長)
別に褒めてもらおうとか、そういうつもりでやっているわけではありませんが、結果として5分の特番を放送し、さらに全て配信で見られるようにしたとことで、報道機関としての責務を果たしたと考えています。
それに対して、視聴者の皆様から評価されればうれしいし、批判されるところがあれば、その批判を今後につなげていきたいと思います。

Q:TVerでのリアルタイム配信開始から約半年の進捗具合は
(石川社長)
始まって半年近く経ちますが、データについてはまだ開示できる段階まで来ていません。
我々の想定した範囲内ですが、試験的な部分が多くマネタイズできるものも限られており、もう少し様子を見たいと思います。
新しい事業だけに、完全に「離陸」するには少し時間がかかりそうですが、各局とも積極的に取り組んでいますので、いずれ皆さんにきちんとした成果が
報告できる日が来ると信じています。

Q:総務省の「公共放送ワーキンググループ」が始まったが、今後どのような議論を期待されるか
 (石川社長)
議論は我々も関心を持って見守っています。ワーキンググループはNHKのネット活用の話が中心になるようですが、我々民放が前から主張しているとおり、
業務・受信料制度・ガバナンスの「三位一体改革」の中で議論をきちんと進めてもらいたいです。補完業務を単に本来業務にするというだけではなく、
全体の事業の中でどう位置づけていくのか、三位一体の改革の中でどう位置づけるのかをきちんと議論していただくよう希望しています。
本来業務化することが既定路線という形で議論が進んでいかないよう要望します。
NHKが受信料で集めた膨大な資金と人材を投入すると、民放や新聞社にとってイコールフッティングの競争にならないので、そういう点も含めて骨太な議論をしていただければと思っております。

Q人気漫画のアニメ化ということで、話題作が続いていくと思うが今後も連載中のものでまだアニメが付いてないものにアプローチしていくのか
(平岡アニメ・ビジネス本部長)
みなさんがお待ちしているような作品のアニメ化は準備しています。まだ発表できませんが、来年再来年あたりも含めて楽しみにしていただければと思います。

【BSテレビ東京 新実社長】
BSテレ東はオリジナルドラマを積極的に展開していますが、この10月クールは2本の新作ドラマを投入します。
1つ目が土曜ドラマ9『最果てから、徒歩5分』というドラマです。
主演は岡田結実さん。そして柳俊太郎さん、竹財輝之助さん、内山理名さんという素晴らしい俳優さんたちが演じる群像劇ということになります。
生きる意味というような結構重いテーマなのですが、いい役者さんたちの演技で温もりを感じられるようなドラマに仕上がっています。
2つ目は土曜深夜放送の真夜中ドラマ『高嶺のハナさん2』です。昨年4月に放送し、BSテレ東では史上最速で初回の見逃し配信100万回再生を突破という人気作の続編です。
主演は前作と同じ泉里香さん。主要キャストも再集結し、前作よりパワーアップしています。
月曜夜10時には、経済とエンターテインメントを融合させた企画枠「Eマンデー」を新設しました。
初回は『居間からサイエンス』という科学の番組で、ノーベル賞級の凄腕サイエンティストや企業の技術者をお招きして、難解な科学をやさしく解き明かします。
雑誌「日経サイエンス」とタッグを組み、テーマの選定を進めていきます。MCは石井亮次さんです。
日曜23時半からは「サンデーチャンス」という枠が始まります。月替わり(全4回)でこれまでになかったジャンルの番組をお届けします。
最初の番組は大人気声優・花澤香菜さんによる京都のパンの聖地巡りの旅『花澤香菜の京のパン、何にする?』です。
京都はパンの消費量日本一ということで、パン屋さんも多数ありますので、パン屋巡りの旅というものにご注目いただければと思います。
今人気の『飯尾和樹のずん喫茶』も同じように数回のトライアルを経てレギュラー番組になりましたので、同じような流れを作っていきたいと考えています。
最後に、明日30日までの「SDGsウィーク」についてですが、最終日はオンラインセミナーを開催します。
テーマは「なぜ私たちは気候変動問題に取り組まなければいけないのか」。知っているようで知らない気候変動の問題の全体像と、この問題を自分ごととして捉えるための課題を考えていきたいと思います。

Q:新実さん社長に就任して3カ月間の所感を
(新実社長)
放送をめぐるマーケットは地上波の動きとほぼ似たような動きで、去年よりはなかなか厳しい状況にあります。
BSは、より個性的な番組をどれだけやっていけるかというところの勝負でもありますので、10月改編以降もいろいろな展開をしていきたいと思います。

Q:〇〇の日といったようなキャンペーンを積極的にやっているが、何か次に考えているものがあれば
直近は8月31日に「野菜の日」というものをやりました。次は11月29日に「いい肉の日」をやりますので、こちらもご期待いただければと思います。

<出席者>
テレビ東京 代表取締役社長 石川 一郎
BSテレビ東京 代表取締役社長 新実 傑
テレビ東京 取締役 アニメ・ビジネス本部長 平岡 利介
テレビ東京 取締役 総合編成局長 斎藤 勇

テレビ東京 広報局長 島田 政明
テレビ東京 広報局次長兼広報部長 川口 尚宏