定例社長会見

2020年7月2日

石川社長6月定例会見

6月の株主総会後に社長に就任しました。社内には、テレビ業界も昔と同じことをやっていても生き残れないので、変わっていくことを大事に情報のアンテナを高くして新しいものにどんどんチャレンジして欲しいと訴えました。さらに、デジタルビジネスに積極的に取り組み、働きやすいクリエイティブな環境を作って欲しいと伝えました。
テレビ東京らしさ、というあいまいな表現になりますが、なんとも言えないテレビ東京のドラマ・バラエティのテイスト、それと真逆にあるような報道の真面目な番組。「テレ東らしさ」をこれからもどんどん強めたいと思います。

【感染症対策】
テレビ東京はいち早く新型コロナ感染症対策に乗り出しました。小さな会社なので一人でも罹患者が出ると全体の仕事が止まってしまう強い危機感をもっています。6月に非常事態宣言が解除された後も「リモート50」として出社を50%程度に抑えて在宅勤務を積極的に取り入れています。5月26日から6月26日の一ヵ月の平均出社率は47.8%、今週に入り出社は増えていますが、それでも50%台後半の出社率で推移しています。4月からはフレックス制度を採用しました。第2波が起きてもテレビ東京としてきちんと毎日の放送を続け、仕事ができる、そういう環境を作っていくことが狙いです。

【編成関連】
『池上彰の人類vsコロナ危機~徹底検証!あの時何が起きたのか~』(7月5日・日18:30~21:54)は、3つ実録ドラマを中心に池上さんの解説と当日投開票の東京都知事選挙の結果が出れば、当選者と池上さんの対話も盛り込む予定です。ドラマ「最前線で闘う医師 コロナからの生還」は、コロナに罹った医師の実録もの。ドラマ「天国から地獄...ある旅館の悲劇」では、コロナ禍の経営者の決断を、ドラマ「独占!10万円給付金決定までの裏側」では、給付金決定の舞台裏を政治記者が取材の過程も含めてお見せします。

【7月編成】
withコロナ時代への企画として月曜22時台に、若手プロデューサーらによる挑戦番組を放送します。第一弾の『サンドウィッチマンの脱落テスト!』(7月6日と13日・月22:00~22:54)は、間違った人がどんどん脱落していくクイズ番組です。第二弾『電気ネズミとチーズ泥棒』は、空からではなく陸走ドローンを駆使して、タレント宅を訪問する変わった番組です。第三弾は芸能人飼育バラエティ『視聴者様に飼われたい』(仮)。仕事が減っている芸人さんに番組給付金をかけたキツイ生活に挑戦してもらう企画です。若手プロデューサーが知恵を絞った番組にテレビ東京の新しい一面を見てもらえればと思います。

【視聴率】
4月クール(20年3月30日~6月28日)は、外出自粛で在宅率があがり世帯視聴率でGH7.1%(前年同期比+1.1P)、個人全体視聴率(ALL)GH4.1%(同+0.6P)といい水準で推移しました。これをどう維持していくかが7月クールの勝負だと思っています。

【営業】
視聴率と違い厳しい状況が続いています。5月の営業実績は、タイムが前年比-16%、スポットが同-35.3%、タイムとスポットの合計では、同-22.3%でした。スポーツ番組が軒並み中止・延期となり売り上げを確保できなかったこと、コロナ禍で広告が厳しい状況であること、各社共通の状況と思っております。これからどう挽回するかが今後の焦点です。

Q:ドラマ24『浦安鉄筋家族』の撮影は再開しましたが、ドラマホリック!『レンタルなんもしない人』、金曜8時のドラマ『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』の進捗は。
A:(髙野局長)『浦安鉄筋家族』は6月28日に再開しましたが、それ以外のドラマは、それぞれの現場が状況を見ながら随時判断したいと思います。

Q:緊急事態宣言で番組収録が中止になりドラマを中心に再放送をしているが、次回緊急事態になった際の編成について対応は。
A:(髙野局長)まずは感染拡大防止が一番大切だと考えていますので、必要に応じて収録を止めることもあるかもしれません。社会状況をみながらきちんと対応したい。
(石川社長)収録はリモートを使ってうまくやる工夫をしました。各局共通ですがテレビ東京もチャレンジして新しい番組制作を勉強しましたので、活かしながらやっていきたい。

【イベント事業】
新しい挑戦を始めているなかで、今の目玉は「試すテレ東祭」(6月26日スタート)です。池袋のMixalive TOKYO(ミクサライブ東京)内にStudio Mixa(スタジオミクサ)というイベント会場を用意しましたが、今はリアルで使用できない状況ですので、ここを拠点にオンラインイベントを展開しています。テレビ東京が誇る番組プロデューサーに出演してもらう有料イベント「テレ東無観客フェス2020」(6月27日~7月5日)では、それぞれの持ち味を発揮していきます。今のところ1万4,000枚のチケットを販売し(7月2日現在)、想定通りの展開ができています。名物プロデューサーによるイベントを通じてテレビ東京のある意味違う一面を見ていただければと思います。最終日は、ニッポン放送の深夜番組でパーソナリティを務めている佐久間プロデューサーによる「クズか、宝か!?~見えない企画を試してみる会~」で佐久間ワールドを展開する予定です。
「四月一日さん家とオンライン 町内会」(7月11日・土 19:30開演)はVTuberがバーチャル空間からイベントを展開しています。また、お笑い芸人さんと声優さんがタッグを組んだオンラインイベント「イケボライブ!!~夜のガヤどり~」(7月13日・月~17日・金21:00開演)を、池袋からお届けします。
ドラマやバラエティだけではなく、報道でも『Newsモーニングサテライト』関連の有料イベントに積極的に取り組んでいます。放送からオンラインを用いたイベントへの挑戦を始めていますので、ぜひ皆さんにも注目していただければと思います。

Q:5月に発表された就職人気ランキングでテレビ局1位だったことの感想とその要因をどう考えていますか。
A:(石川社長)率直に言って嬉しかったというのは隠せない事実です。一社の調査で一位になったからといってもろ手を挙げて大喜びする話ではありませんが、率直に喜びたいと思います。だが決しておごらずにいきたい。テレビ東京らしさが学生さんに評価していただいたことがあれば嬉しいし、今後ともいい評判をとれるようにしたい。

【BSテレビ東京】
(田村社長)
【編成関連】
4月から新視聴率調査がスタートしました、BSテレビ東京は6月8日の週で一週間のGHの平均世帯視聴率が民放BS局で1位になり、その翌週はNHKを含むBS局でGHの平均世帯視聴率が1位を記録し、順調な滑り出しです。その原動力となっているのは我々が得意としている歌番組です。今回はBSテレビ東京の3つの特別番組を紹介します。

【特番】
『昭和歌謡の輝き!思い出を紡いだ伝説の作家7人』(7月7日・火19:00~21:49)について、毎年7月7日は「BSテレ東の日」として特別番組を放送していますが、今年は古賀政男さんをはじめ7人をピックアップし、音楽人生を曲とともに紹介する番組を放送します。
『社歌で日本を元気に!シャカリズム』(8月10日・月・祝21:00~22:25)は、「NIKKEI 全国社歌コンテスト」とタッグを組んで、企業から送られてきた社歌動画から選りすぐりを紹介、MCはバカリズムさんにお願いしています。思い入れのある昭和チックな社歌から、今どきのラップで表現した社歌などバラエティに富んでいて、全国のサラリーマンには必見だと思います。
『純烈の 生放送!昭和名曲リクエスト』(7月24日・金21:00~21:54)は、全国各地のファンとのふれあいをモットーとしている純烈が、直接逢うことが難しい状況ですので、いただいたリクエストをメンバーが思いを込めて歌う番組です。ぜひご期待ください。


《会見者》
テレビ東京 代表取締役社長 石川 一郎
BSテレビ東京 代表取締役社長 田村 明彦
テレビ東京 取締役 アニメ・ライツ本部長 川崎 由紀夫
テレビ東京 執行役員 総合編成局長 高野 学

テレビ東京 広報局長 堀 靖彦
テレビ東京 広報局部長 湯本 尚


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