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2017年6月27日放送

千利休愛用の香炉

鑑定依頼人川染文夫さん
鑑定士 中島誠之助
ジャンル 焼き物・茶道具
本人評価額¥ 3,000,000
エピソード40年来の骨董コレクターでコレクション数はおよそ1000点。41歳の時、食品添加物の卸業を始めると大当たりし、年間3億円を売り上げたことも。その儲けは全て骨董に費やしてきた。お宝は去年の暮れに手に入れたもの。知人から「西条藩の家老を務めた旧家が、手放したいと思っている品がある」と連絡が来たので、見せてもらい一目惚れ。香炉の底に利休の花押が朱漆で書かれ、添書きには「土屋蔵帳の内」とあるが、土屋蔵帳とは土浦藩主土屋家に伝わる名物300点余りを記した文書のこと。以来、とんでもない名品だと思うようになった。
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鑑定士総評

江戸時代後期頃の獅子の香炉の裏に、利休の花押を偽書きしたもの。昆虫のオケラの姿に似ている所から利休のケラ判と言って、大変、有名な花押だが、本物の様にぎこちなく丸まっていない。足を踏ん張って空を見上げている獅子の香炉を「向獅子」というが、利休時代の向獅子の香炉は焼物師、楽家2代目 常慶の作品が数点残っている。それをイメージしてこの偽物をこしらえ上げたと思う。書状を見ると、確かに土屋蔵帳云々と書いてある。根津美術館にある古瀬戸の獅子の香炉が本物。松平備前守正信という江戸前期の茶人大名が、その極めを書いて箱書きをしている。しかし、依頼品は字がたどたどしいし、本金の漆ではなく、合成された近世の漆である。この偽物を作った人はそういう歴史の辻褄を全て知っていて巧みにそれを取り入れて作った。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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