大変に手の良い芙蓉手の古伊万里。作られたのは18世紀初頭で、ヨーロッパに輸出する勢いが少し衰えて内需に向かった頃の作品。日本の上流階級むけに作られたと思われるキメの細かさを感じる。八分割した周囲の縁の中に花と宝尽くしをちりばめ、見込みの鹿や牡丹は実に細やかに描かれている。裏が真っ白なのは“裏白”と呼ばれ古い作品にはよく見られる。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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