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2014年6月24日放送
江戸時代のはさみ2丁
| 鑑定依頼人 | 綿引孝司さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 土田昇 |
| ジャンル | 古民具 |
| 本人評価額 | ¥ 500,000 |
| エピソード | 彫刻家の綿引さん。最近はガラスのオブジェに木彫を組み合わせた作品を作っている。仕事がきっかけで古い刃物に興味を抱き、彫刻刀やのみ、かんな等、古い刃物なら何でも収集している。お宝は、20数年前、古美術市で漆の裁縫箱を見かけ、何気なく開いたところ中に入っていたもの。古い物だと直感し、骨董商にそれだけ売って欲しいと交渉したが断られ、やむなく裁縫箱ごと30万円で購入した。詳しく調べた所、全く同じ形のものが重要文化財に指定されていたのでびっくり! |
徳川家康が使い、久能山東照宮に収蔵されている鋏と同一の物と考えて間違いない。鋏の裏の部分にある鋼の鍛え目を見ると、現在の鋼の鍛え方とは隔絶したものであることがわかる。依頼品の形状のものが、家康の時代以降に広まった形跡がなく、よっぽど貴重なものであったのだろう。漆が引かれているのは錆を防ぐためであろう。「駿府御分物御道具帳」の中に、家康の鋏が御三家に分けられたことが書かれている。伊予西条藩藩主松平頼純公(家康の孫)は紀州出身で、依頼品は家康から紀州徳川家、そこから頼住に渡った可能性が高い。徳川家から松平家に来た時に、貴重なものなので一丁はそのままで残し、一丁は実際に使用した。そういうことも物語る非常に貴重な史料。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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