森蘭斎は沈南蘋の画風を継承した一人で、特徴は非常に細密な描写。依頼品に描かれているのは三星図で、福星・禄星・寿星(寿老人)のいわゆる福禄寿。こうした人物画派黄檗宗の画僧・逸然性融の影響を受けているのではないかと言われている。また背後に山が描かれているが、この技法もどちらかという文人画の描き方。そういう意味では沈南蘋の画風だけを受け継ぐのではなく、独自で様々なところから画風を取り入れ自分のものにしたという森蘭斎の一つの側面を見ることができる作品。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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