開運!なんでも鑑定団

2016年1月26日放送

淀殿の書

淀殿の書
鑑定依頼人 石田善彦さん
鑑定士 増田孝
ジャンル 古文書
本人評価額 ¥ 3,000,000
エピソード 医者から血糖値が高いと診断され、1年前からウォーキングを始めた。実は薬剤師なので、糖尿病の患者に薬を出す度、自分を戒め、身が引き締まる思いをしている。お宝は、下田で薬局を営んでいた祖父が大事にしていたもの。祖父・森一さんは下田の幕末史の研究に没頭し、その研究成果をまとめた雑誌「黒船」を発行。また骨董が大好きで膨大なコレクションを所有していた。祖父亡き後、その大半を手放してしまったが、このお宝だけは祖父が気に入っていたので取っておいた。一体どれくらいの価値があるのか知りたい。
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鑑定士総評

色紙というものは元来、署名をしない。依頼品は淀殿の書ではなく、同時代に活躍した女流書家、小野お通(おののおつう)が書いたもの。実在した人物だが、生没年をはじめほとんど何もわかっていない。しかし当時秀吉の側におり、しかも淀殿の側にいた可能性もある女性で、彼女の筆跡が現在残っている。依頼品はその筆跡とびたりと一致する。書かれているのは新古今和歌集の慈円が作った冬の歌で古歌。これだけきらびやかな紙は桃山から江戸初期のもので間違いない。字を見ると、「屋よ時雨」の「屋」という字が非常に大きく書かれている。また「そめまし」「し」という字も非常に伸びやかで大変上手な書。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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