これは名碗。大樋という焼き物は代々、飴釉といって茶色の釉薬を用いる。九代はあえて伝統を打ち破るということに挑戦し、依頼品のような艶の良い黒を作った。一回黒い釉薬をかけて、その上からさらに分厚い黒をかけると、腰のあたりに幕のように波が出る。これが九代の特徴。箱書きは裏千家十五世鵬雲斎宗室の直筆で、銘は歴々とある。禅語に「明歴々露堂々」という言葉がある。真理というものは見えないようだが目の前にあるものだ、歴然としたものだというような意味で、良い銘。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
マイセンの飾り壺
【ゲスト】華原朋美
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