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2018年2月6日放送
夏目漱石の短冊
| 鑑定依頼人 | 永倉真子さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 田中大 |
| ジャンル | 日本画 |
| 本人評価額 | ¥ 1,000,000 |
| エピソード | 2年前に家を建て直して以来、夫と共に家具や照明を手作りし、インテリアコーディネイトを楽しんでいる。お宝は、古い家を整理した際、曽祖父が遺した茶箱の中から出てきた大量の俳句関係の資料に紛れて発見。明治を代表する文豪の落款と印があったためびっくり!しかも裏には別の文豪の所蔵印まで捺してあった。曽祖父はこの地方の句会のまとめ役として全国に幅広い人脈があったらしく、その関係で手に入れたものか?ただしニセモノも多いと聞くので真贋をはっきりさせたい。 |
真筆とは認められない。賛だが、漱石は大正3年ぐらいから良寛に私淑していたので、良寛風の書を書くが、この書は若干硬め。山水風の南画は、一番最初に描いたのは大正元年。大正5年に亡くなっているので、約5年間描いている。漱石の作品はもう少しおとなしい筆遣いで、形を的確に捉えている近代的な南画。依頼品は画風が違う。筆遣いが非常に上手いし、墨の濃淡で遠近感を描き分けている。ちょっと古い江戸期の山水に近い。漱石の作品はあまり上手くない。依頼品の方が山水画としての完成度は高いし上手い。もし大正5年、最晩年ですごく絵が上手くなってきたのだとしたら、賛の字が良寛風であるべき。印章は、現存する作品にはないもの。有島武郎の所蔵印も見たことがない。本物だったら250万円。ただし、依頼品の「夏目」の印章がもし他の作品で出てくれば、逆転する可能性もある。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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