開運!なんでも鑑定団

2018年2月20日放送

藤島武二のデッサン 2点

藤島武二のデッサン 2点
鑑定依頼人 間山勲さん
鑑定士 山村浩一
ジャンル 西洋画・彫刻
本人評価額 ¥ 1,000,000
エピソード 30歳で立ち上げた設計コンサルタント「みちのく計画」の会長。現在は仕事のほとんどを息子に任せており、悠々自適の毎日。趣味は骨董収集で、15年前には自らのコレクションを披露するため私設美術館「みちのく秘寳館」を開館。当初は入館料をとっていたが、全然客が集まらず、現在は友人たちに自身のコレクションを披露するためだけの部屋になっている。お宝は10数年前、骨董商に言われるまま買ってしまったもの。他のコレクションは自信があるのだが、これだけはちょっと心配なので、ぜひ鑑定団に見て欲しい!
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鑑定士総評

おそらく1920年代ぐらいのもの。左のデッサンは、藤島が30年近く描きためたスケッチ帳の中に大正初期から中期ぐらいに描いたエジプトのミイラの肖像画があるが、それを元にデフォルメしてデコレートを加えた婦人像。中東系の顔立ちをしている。右の裸婦の絵は、例えば体の大きさに対して腕が大きすぎる、あるいは手の大きさなど、一見するとバランス良く見えない。あまり上手い絵ではないのかとぱっと見ると思ってしまうが、背景に花をあしらって、わずかな描線で女性のふくよかさや特徴を上手く捉えている。とても表現力の高いもの。藤島はアンリ・マティスに憧れ、強い影響を受けている。このデッサンはマティスのものと比べても引けを取らない、奥行きのある絵。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

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