江戸時代初期の慶長年間に美濃地方で焼かれた志野織部の茶碗。志野に似ているが、そこに織部のゆがみを入れている。縞文様を筋絵というが、たいへんに軽妙洒脱。桃山時代の志野は釉薬を長石釉1種類だけ使っているが、この時代になるとガラス質の多い珪石を入れている。そのため、茶碗の肌が透明感が増して、描かれた鉄絵が鮮やかに浮き上がっている。高台は二重高台で、桃山時代の志野の通りに作っている。箱がまた良い。江戸前期の茶人大名、片桐石州の花押が書かれている。石州流の好みを今に伝える良い茶碗。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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