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2022年1月4日放送
仁阿弥道八の焼物 5点
| 鑑定依頼人 | 鈴木崇心さん |
|---|---|
| 鑑定士 | 中島誠之助 |
| ジャンル | その他 |
| 本人評価額 | ¥ 3,000,000 |
| エピソード | 依頼人の高祖母はある名陶工の遠い親戚にあたる。そのため幼少期、祖父の家ではその陶工が作ったという日用雑器が食卓で使われており、度々その人物について聞かされた。しかしその陶工の作品と呼べるような品は何もなかった。5年程前偶然骨董市でその陶工の作品を目にし、一目惚れ。70万円で購入した。以来その魅力に取り憑かれ、20点も集めてしまったが、いくらで買ったかは妻には一切教えていない。 |
名工・仁阿弥道八の本物ばかり、それも全て共箱。中でも目を引くのは寿老人の置物2点。大きい方の箱に本願寺伝来の朱の角印が貼ってある。これは貴重な付加価値。蓋の裏に天保12年と書いて極めがある。仁阿弥道八は西本願寺門主・信明院と昵懇だった。西本願寺の需要によって、2体とも同じ時に作られたものだろう。小さい方は昭和3年の京都博物館の展観目録が添えてある。これも貴重な資料。笑みを湛えた温かい顔で、衣に雲の文様を沈金手法で表している。袴に淡いピンクで文様が描いてある。これは正円子という純金を呈色剤とした釉薬。たいへん金がかかる手法で、いかに道八が力を入れたかがわかる。布袋置物はとてもふくよかな顔だが、それだけではつまらない。口の赤さが全体をきゅっと引き締めている。紫陽花の手付鉢は名作。白泥を盛り上げて、その上に青い釉薬を塗ってみずみずしい膨れ上がるような立体感を表現している。桐葉鉢は拾ってきた桐の葉を押し当てて葉脈をとっている。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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