本物。「辛卯春日写」ということで明治24年の作品とわかる。その年に広島から九州を旅行しているので、広島で旅館で描いた、という意味だと思われる。比叡山延暦寺と麓の三井寺が争いをした時に、弁慶が三井寺から大きな梵鐘を奪って山の上に持って上がった。そして鐘を撞いたら「いのう(去のう/帰りたい)」と鳴いたので、弁慶が麓に投げおろしたという場面を描いている。鐘を全部描かずに画面からはみ出させている。鐘の大きさを一層感じさせて、大変迫力のある素晴らしい絵になっている。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
ジョルジョ・デ・キリコの版画2枚
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