本物。中村は大正期から昭和にかけて活躍した洋画家。タイトルが「新雪」。箱根の芦ノ湖を描いた作品。制作されたのが1934年、中村が40歳の頃。様々な色を塗り重ねることによって厚みを持たせる、日本近代洋画の正統的な表現。とりわけ3色、赤、茶色、紫という色に注目。山間の中腹部、左上から右下に掛けて赤茶色が力強く置かれている。湖畔の(右下の)ところにたった2、3カ所だが紫が置かれている。これが効いていて、これがあることによって画面が締まる。中村自身が好んで使っていた色。
※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。
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