オバマ大統領が議会で異例のスピーチをしました。
医療保険改革に関するスピーチです。
公的保険制度の創設を呼び掛ける内容です。
アメリカの医療保険制度のひどさはもはや有名です。
今でも4700万人の人たちが無保険で暮らしています。
経済的な理由や病歴などのために民間の保険に入れない人たちです。
我々、日本人の感覚からいうと、なぜこんな無責任な状況を
アメリカ国民は看過してきたのだろうと思うのですが、
今、アメリカの世論は公的保険の是非を巡って二分しています。
オバマ大統領の支持率も50%台に落ち込んでしまいました。
社会主義的な制度に対して根強い抵抗が存在しているのです。
大きな政府を作るくらいなら、自己責任を貫くべきだとの考え方です。
確かに、新しい制度を作るためには10年間で83兆円のお金が必要だと言います。
オバマ大統領のスピーチによると、
医療費の無駄を削ることでねん出は可能だとしています。
アメリカの医療費の高さはこれまた有名ですが、
利益の大半は実は保険会社に流れているという見方もあるようです。
当然、料金の安い公的保険を作ることには民間の保険会社は反対しています。
既得権益を握った業界の抵抗を押しのけ、世論を味方につけることができるのか。
日本の民主党にも当てはまるような大きなチャレンジが大詰めを迎えています。











動画を再生するには ADOBE FLASH PLAYER(無料)が必要です