2016年夏のオリンピックの招致に東京は敗退しました。
多額の招致費用への批判の声も聞こえ始めています。
今日の段階では費用の内訳はまだ公表されていませんが、
全てを無駄の一言で片付けるのは行き過ぎのように感じています。
むしろ、今回の活動を今後にどのようにつなげていくのかが
重要なのではないでしょうか?
私が言っているのはもう一度招致活動に挑戦すべきというものではありません。
招致活動自体をゼロサムで考えるべきではないと思うのです。
例えば、東京を世界一のエコ環境都市にするという考え方は
オリンピックの招致に関係なく、東京にとっては今後の存在価値を考える上でも
大切な要素です。
本来ならば、オリンピックを追い風に一気にハード、ソフト両面の整備を
進めたかったところかもしれませんが、
折りしも新政権が排出効果ガスの削減目標を強気に表明している中で
東京エコ都市構想は政府の方針に沿ったものになりうる可能性を秘めています。
オリンピック招致に向けて作り上げたエコ都市構想をたたき台にして、
東京を最先端の環境都市に作りかえることができれば、
都市イメージばかりではなく、産業への波及効果も大きなものがあります。
世界中で都市間競争は熾烈になっています。
ネット環境の整備に始まり、金融都市づくりでも熾烈な競争がありました。
世界的な金融業界の冷え込みで乱立した金融都市は大きな痛手を負ってしまい、
次の魅力の材料探しが始まるのは時間の問題です。
東京が環境都市としての機能をどこよりも早く手にすることができれば
一歩も二歩もリードすることができるのではないでしょうか。
東京に進出することが企業イメージの向上につながり、
さらに行政的なサポートなども用意できれば、
世界の注目が集まるはずです。
国の環境政策の柱に都市作りの発想を盛り込むチャンスは残っています。











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