2009年11月 9日 12:00 PM

名古屋市役所 貴賓室


名古屋市役所内の貴賓室にお邪魔して中継しました。
名古屋市役所は昭和8年に作られた建物。
国会と同じ大理石が使われているのだそうです。
派手ではありませんが重厚感の漂う建物でした。


ゲストは半年前に就任した河村たかし市長です。
全国的に有名な彼の公約は市民税の10%減税ですが、
もうひとつ我々が注目したのが、「地域委員会」の創設です。
学区ごとに地域委員会を作り、10人弱の委員を選挙で選び、
地区ごとに自由に使える予算を分配することで、
自分たちの地区のことは自分たちで決める仕組みを作ろうというものです。
鳩山政権では地方分権が話題になっていますが、
自治体の中でもさらに分権の仕組みを模索しているのです。


今まで、行政のあり方や無駄使いを指摘してきた市民が
名実ともに行政の主体になるのです。市民の責任は当然増すことになります。
限られて予算の使い道を市民が選択するわけです。


理想的な仕組みにも感じるのですが、
就任から半年、河村市長は苦戦しています。
仕事の幅が狭くなる議会はもちろん、今まで無償で地区の世話役を代々、
勤めてきた人たちからも強い反発があるようです。
一般の市民の関心も減税に集中していて、地域委員会は盛り上がりに欠けているようです。


名古屋市では今月始まる、議会での河村市長の対応に注目が集まっています。
議会の解散をにらみながら、強行策を取るとの見方も濃厚です。
市民民主主義を深化させようという取り組み。強行策をとる前に
徹底的な話し合い、議論が必要だと感じました。
それこそ市民を巻き込んだ議論が必要です。
市長も議会も市民も問われています。


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