Jリーグ、段階的な観客受け入れへ準備。7月10日以降は5000人まで

2020 J1リーグ 無観客で再開 写真:長田洋平/アフロスポーツ
7月4日、J1の試合が再開され、新型コロナウィルス感染拡大の影響で中断していたJリーグですべてのディヴィジョンに試合が戻った。観客不在の「リモートマッチ」による開催で、いつもと勝手が異なる中、サッカーのある生活への模索が続いている。
観客なしでの開催は現在のところ、7月8日(水)の1節を残すのみ。7月10日以降は5000人まで、8月1日からはスタジアム収容人数の50パーセントまでを上限として、観客を受け入れる予定になっている。
ただ、7月に入って東京の感染者数が連日100人を超える日が続いており、地方での感染増加傾向もみられるようになっている。第2波への懸念もあるが、Jリーグが日本野球機構(NPB)と合同で実施している「新型コロナウィルス対策連絡会議」が6日に行われ、予定通りに10日から段階的に観客を迎える方針を改めて確認した。
感染症専門家チームは、現在の感染状況は10日から2週間前のものを反映しているとして、「再び増加傾向にあるのは事実」と認めた。
だが、緊急事態宣言が出されていた当時に比べて、現在では新型コロナウィルスについての知見が増えているとして、今後も推移を見ながら社会経済活動を進める必要があると指摘。「完全なゼロリスクはない。状況を見ながらトライしていくことが必要」と述べた。その上で、8月1日以降の入場者増加への対応については、7月20日前後で一度判断をする必要があるとした。
Jリーグの村井満チェアマンは、「これから段階的にお客様をお迎えしていくフェーズに入っていく。東京都など、まだまだ予断を許さない感染拡大の兆候が見えている。きめ細かくしっかり対応しつつ準備を進めていきたい」とコメント。専門家との会議を踏まえた政府の見解がベースになるとして、「大きな変更がなされなければ既存の考え方で準備を進めていくことになる」と語り、予定通りに観客動員へ歩みを進めたいとしている。
取材・文:木ノ原句望