元日本代表DF 内田篤人が現役引退へ

サッカー

2020.8.20

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UEFAチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦 第1戦 クリスティアーノ・ロナウドと競り合う内田篤人 写真:アフロ

 鹿島アントラーズは8月20日、元日本代表DF内田篤人選手が8月末の契約満了とともに引退すると発表した。23日の鹿島スタジアムでのガンバ大阪とのリーグ戦が最後の試合となる。

 今年3月に32歳になった内田選手は、2006年に清水東高から鹿島に加入。その年の開幕戦に出場すると、右サイドバックでレギュラーに定着し、翌2007年からの鹿島のJリーグ3連覇に貢献した。

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 2010年にドイツ1部のシャルケに移籍。スピード、スキル、判断力を武器に定位置を奪い、UEFAチャンピオンズリーグではベスト4入りした2010-2011シーズンを含めて31試合1得点の活躍を見せた。同大会での日本人選手のベスト4入りは、1978-1979シーズンに元日本代表の奥寺康彦氏がケルンで欧州チャンピオンズカップ準決勝進出以来の快挙だった。

 内田選手は、日本代表でもU-20FIFAワールドカップなど年代別代表でも活躍し、U-23日本代表で臨んだ2004年北京オリンピックにも出場。その後、岡田武史監督の下で2008年1月のチリ代表戦で19歳305日でのフル代表でのデビューを飾ると、FIFAワールドカップアジア予選などを経て2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会と2度のワールドカップ代表メンバーに選出。2011年にはアジアカップ優勝にも貢献するなど、通算74試合に出場し2得点を挙げた。

 しかし、2015年にシャルケの試合で膝を負傷。手術を受けて約1年9カ月の間、戦線から離脱を余儀なくされた。

その後、シャルケから2017年に移ったドイツ2部のウニオン・ベルリンを経て、2018年に古巣・鹿島へ復帰。同年2月のリーグ開幕戦に出場し、約8年ぶりにJリーグでのプレーを再開させた。昨季はリーグ戦10試合、ルヴァンカップ1試合に出場したが、近年は怪我に悩まされることも多く、今季はリーグ戦1試合、ルヴァンカップ1試合の出場にとどまっていた。

約14年半のキャリアでJリーグでは147試合出場3得点、リーグカップ通算25試合、天皇杯では2007年の優勝を含めて15試合出場で1得点の活躍で、AFCチャンピオンズリーグでも24試合に出場して3得点をマークした。ドイツブンデスリーガでは104試合出場1得点、2部では2試合に出場。前出のUEFAチャンピオンズリーグに加えて、UEFAヨーロッパリーグでも9試合に出場するなど、数多くの試合で勇姿を見せてきた。

 ウッチーの愛称で多くのファンに親しまれてきた内田選手。今週末にホームで行われる23日のガンバ大阪戦終了後に引退の挨拶を行う予定だ。