1年ぶりに日本代表合流の長友佑都「日本代表は原動力」

日本代表 練習 長友佑都 写真:JFA/アフロ
サッカー日本代表は現在、11月13日(金)のパナマ代表と17日(日本時間18日早朝)のメキシコ代表との国際親善試合へ向けてオーストリアで合宿中だが、約1年ぶりに代表チームに合流したDF長友佑都選手(マルセイユ)が、日本代表への思いも新たに、定位置キープへ強い意気込みを見せている。
森保監督 メキシコは「最高の相手」強豪との対戦でレベルアップへ
日本代表は、新型コロナウィルス感染の世界的流行の影響で約1年ぶりの活動となった先月のオランダ遠征でカメルーン代表、コートジボワール代表というアフリカの強豪と対戦。だが、長友選手はその合宿直前に体調不良となり、参加を見送っていた。そのため、今回が昨年11月のワールドカップアジア予選以来の復帰となった。
だが、その間のブランクも、代表キャップ122を数える長友選手にとっては日本代表への思いを確認する貴重な機会となったようで、「日本代表は僕の原動力になっていると改めて感じた」と、オンライン取材で語った。
この1年の間に、自身はトルコリーグのガラタサライからフランスのマルセイユへ活躍の舞台を移したが、「日本代表は僕の人生の中心にある。代表がなかったら、マルセイユのチャレンジはしていなかった」と指摘。フィジカルやスピードをはじめ、世界的にレベルが高いフランスリーグでの挑戦に踏み出したことに、「もう一回難しい戦いを選べたのは日本代表で活躍したいから」と明かした。
長友選手が不在だった先月のオランダ遠征では、カメルーン戦ではDF安西幸輝選手(ポルティモネンセ)、コートジボワール戦ではDF中山雄太選手(ズヴォレ)が左サイドバックで先発して活躍。カメルーンとはスコアレスドロー、コートジボワールとは1-0勝利を得た。
しかし、34歳になった長友選手は若手の台頭を歓迎。「彼らが育つことで競争というエネルギーをもらえる。厳しい環境の方が自分も成長できる」と話し、「オッサンの維持というか魂も見せつつ、若い世代に自分の経験を伝えたい。すごく楽しんでいる」と笑顔を見せた。
"ポスト長友"と称して次の世代の左サイドバックの存在が取り沙汰されていることには、「若い選手たちはやりづらいと思う」と指摘。「いい面も悪い面も(自分と)比べるから難しい。日本代表の左サイドバックとして純粋な目で見る方がいい」と、現在の風潮を牽制した。
そして、「長友ここにあり、と言われるようなプレーを見せたい」と言及。経験に基づいた読みや判断など、勢いだけでは出せないような、自身ならではのプレーを示したいと語った。
取材・文:木ノ原句望
オーストリア遠征 日本代表メンバー
GK
川島永嗣(RCストラスブール/フランス)
権田修一(ポルティモネンセSC/ポルトガル)
シュミット・ダニエル(シントトロイデンVV/ベルギー)
DF
長友佑都(オリンピック・マルセイユ/フランス)
吉田麻也(サンプドリア/イタリア)
酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ/フランス)
室屋成(ハノーファー96/ドイツ)
植田直通(セルクル・ブルージュKSV/ベルギー)
板倉滉(FCフローニンゲン/オランダ)
冨安健洋(ボローニャFC/イタリア)
菅原由勢(AZアルクマール/オランダ)
MF
原口元気(ハノーファー96/ドイツ)
柴崎岳(CDレガネス/スペイン)
遠藤航(VfBシュツットガルト/ドイツ)
伊東純也(KRCヘンク/ベルギー)
橋本拳人(FCロストフ/ロシア)
南野拓実(リバプールFC/イングランド)
鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
中山雄太(PECズヴォレ/オランダ)
三好康児(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)
久保建英(ビジャレアルCF/スペイン)
FW
鈴木武蔵(KベールスホットAC/ベルギー)
浅野拓磨(FKパルチザン・ベオグラード/セルビア)