【ガンバ大阪】宇佐美貴史「プレーする側も見ている人も楽しいサッカーを追求したい」

サッカー

2021.2.20

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20日、富士ゼロックススーパーカップで早くも公式戦に挑むガンバ大阪。ケガで出場は微妙だが、今年もガンバの攻撃の核として期待されるFW宇佐美貴史に、番組アナリストの福田正博がリモートでのインタビュー取材を行った。

「昨年は1位との差がある2位だった。喜ばしい2位ではない」と話す宇佐美。「ガンバらしい攻撃的なサッカーができなかった。そういう意味でも悔しい1年でした」と、FWである宇佐美は攻撃面に言及する一方で、「守備はみんなでしっかりすることができていた」と胸を張る。

また、今季のG大阪がレアンドロ・ペレイラ、チアゴ・アウベスら、Jリーグで結果を残してきた外国人選手を補強したことについては「高いクオリティの選手がそろった。ポジション争いを勝ち抜いて、やってる選手も、見ている方も楽しいと思えるサッカーをしたい」と意気込む。

目標は?「ゴールもアシストも二桁です」 得点を量産した2013年~16年に背負った39に背番号を変更したことも、今年にかける決意の表れだろう。

ー今シーズン、ガンバ大阪は20日の富士ゼロックスから開幕だけど、今のコンディションは?

今怪我していまして、出られるかどうかが微妙です。昨日MRIを撮りに行ったら思ったよりも良くなくて、「ゼロックスはどうかなー」という感じです。Jリーグの開幕には間に合うと思うので、それをゼロックスからいくのか、神戸戦(開幕戦)に照準を合わせるのかは痛みと相談しながらという状況です。

ー当然出たいだろうけど、無理できないよね?

そうですね。ゼロックスを無理して出て、大きい怪我になったり痛みが再発したりすることが一番避けたい事なのでそこは臨機応変にできるようにしています。

ー今、気持ち的に難しい時期だね?焦りはない?

チームのトレーニングには参加はできないですけど、個人にフォーカスしたトレーニングはできるので、それ程置いていかれている気はしてないです。今できることでも充分コンディションを上げていけるとは思うので、焦らずにやろうという感じですけど、危機感は持ちながらと思っています。

ーー改めて振り返って、昨シーズンはどうだった?

2位という結果で終わりましたけど、自分たちの中で1位との差が大きくあったなと思うので、喜ばしい2位では決してなかったのかなと思います。

みんなの心の中にもそういう思いがあるのかなと個人的には思いますし、全員でしぶとく戦い抜いて2位という結果を掴めたのはよかったですけど、それ以上に攻撃的で得点がたくさん取れるガンバらしいサッカーが中々できていなかったと思います。それにタイトルが獲れなかったこともあるので、悔しさが募る一年だったかなと思いますね。

ー攻撃的な"ガンバらしさ"が出なかった?

守備を全員でして最後まで守り抜くことや気持ちを見せて戦うことはできていたので、プラスアルファで、例えば3-0で勝っていて試合の終わり際に4点目、5点目がまだ取れる匂いがするような終わり方の試合を多く作っていかないと、それができていたのがフロンターレだと思うので、そことの差は縮めていかないといけないと思います。

ー今シーズンはどんなシーズンにしたい?

良い選手がたくさん入ってきたことに関しては個人的にもすごくありがたいですし、高いクオリティーのサッカーを表現できる選手たちが本当に多く揃ったと思っています。

その中でそういう選手たちと切磋琢磨しながら、もちろんポジション争いという部分でも良い刺激があると思いますし、そこを勝ち抜いて試合に出る、更に出た中で、やっていても楽しく見ている人も楽しい良いサッカーを追求して、シーズンの最後にタイトルを獲っていければなと思いますね。

ー数字の目標はある?

ゴールを取ることもそうですけど、個人的にはゴールを作り出すことも大事にしているので、ゴールもアシストも二桁にのせられるようにっていうのが目標ですかね。

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ー富士ゼロックスではフロンターレ川崎と当たるけど、意気込みは?

チームとしてはやっぱり借りを返したいとは全員が思っていると思うので、その悔しい気持ちを晴らす為に富士ゼロックスでは勝ちたいと思います。本当に完成された素晴らしいチームとシーズンのスタートで対戦できることで、今何が足りていて何が足りないのかが明白になると思うので、ありがたいチャレンジの場を与えてもらっているなと思います。

ー昨シーズンフロンターレ川崎と対戦して、どの辺に一番差を感じた?

ボールを支配する術と言うか、ボールを動かす技術ですね。立ち位置であったり、シンプルな止めて蹴る技術の差であったり、それに加えて個で打開できる選手がサイドにたくさんいたり、真ん中に無理が利く選手がいたり、掴みどころのない相手だなとやりながら感じました。

ーサポーターやファンにメッセージをお願いします。

僕らだけでなく、サポーターの皆さんも去年は悔しい思いをしたと思うのでそこを払拭して、クラブとしても30周年で10個目のタイトルがかかっているので最低でも一つはやっぱり獲りたいし、それを獲ることによって応援してくれている人たちを喜ばせることができたらいいなと思っています。