サッカー日本代表 6月にジャマイカ、ピクシー率いるセルビアと対戦決定

サッカー

2021.5.13

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森保一監督 写真:JFA/アフロ セルビア代表 ストイコビッチ監督 写真:アフロ

 2022年ワールドカップ予選を控えているサッカー日本代表が、6月3日(木)に札幌でジャマイカ代表、11日(金)に神戸でセルビア代表との国際親善試合での対戦が決まり、日本サッカー協会から発表された。

アジア2次予選突破まであと1勝の日本は、9月からの最終予選を睨んで強化を図る。

 ワールドカップ7大会連続出場を目指す日本代表が、5月下旬からの日本で集中開催となるアジア2次予選を戦いながら、国際マッチデーの期間をフル活用して異なるタイプのチームとの親善試合で今後へ向けた強化を図る。

新型コロナウィルス感染症の世界的流行でアジア2次予選も影響を受け、これまで何度か延期を繰り返しながらホーム&アウェイを原則に行われてきたが、残る試合を集中開催で終了させることになり、日本が入っているF組は千葉と大阪での集中開催となった。

日本は現在、5勝全勝でグループ首位に立ち、2位で1試合消化が多いタジキスタンとは勝点5差。

5月28日(金)にミャンマー代表戦(千葉・フクダ電子アリーナ)に勝てば、6月7日(月)のタジキスタン代表戦(大阪・パナソニックスタジアム吹田)、15日(火)のキルギス代表戦(同)を残して最終予選進出が決まる。

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サッカー日本代表(c)JFA

日本は代表選手を招集できる限られた機会を活かして、この間にジャマイカ代表と札幌ドームで、セルビア代表とノエビア神戸で対戦し、厳しい相手との試合が続く最終予選、さらには本大会へ備える狙いだ。

日本サッカー協会の反町康治強化委員長は、かねてより「2次予選を勝ち抜いて、9月へ向けて強化しないとならない」と話していた。

今年の6月には欧州選手権や各地でワールドカップ予選が予定されており、マッチ―メークの相手として選択肢が限られる中で、日本代表の森保一監督も常々口にしている「できる限り強い相手とやりたい」というリクエストを考慮してアレンジされた。

ジャマイカとは2014年10月の新潟での親善試合(1-0)以来の対戦で、通算成績はその対戦を含めて日本の2勝1分1敗。

セルビアとは2013年10月にアウェイでの親善試合で敗れて(0-2)以来。旧ユーゴスラビア、セルビア・モンテネグロを含めた通算成績は日本の3勝4敗だ。現在、元ユーゴスラビア代表FWで名古屋でも指揮を執ったピクシーこと、ドラガン・ストイコビッチ氏が率いている。

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セルビア代表 ストイコビッチ監督 写真:アフロ

 いずれの試合もコロナ禍での開催となり、対戦相手の入国許可などは今後も政府との調整が続けられる。

入国後の対応も、基本的には3月のモンゴル代表とのアジア2次予選や韓国代表との親善試合でも用いられた感染防止対策を採用。頻繁なPCR検査での陰性確認や、公共交通機関を利用せず、ホテルと練習場や試合会場に行動エリアを限定して一般の人々との接触を回避する「バブル方式」が導入される。

3月のU-24日本代表のアルゼンチン戦では北九州での開催に伴ってチャーター便が用意されたが、今回も札幌や大阪への移動には同様の措置が取られる見込みだ。

 日本サッカー協会の須原清貴専務理事は、「前回で知見が高まった。自信を持ってやれる」と話している。

 ミャンマー代表については、国内での軍事クーデター発生による混乱が依然として続いているが、同国サッカー協会と頻繁に連絡を取っている日本協会によれば、早めの来日で試合へ備えたい意向を示しているという。

 日本戦以外のF組の予選は、6月7日(月)にキルギス代表対モンゴル代表、11日(金)にミャンマー代表対キルギス代表、15日(火)にタジキスタン代表対ミャンマー代表が、いずれも大阪のヤンマースタジアム長居にて行われる予定だ。

 なお、各試合の観客動員の有無や入場人数に関しては、試合開催地の感染状況などを考慮して、各自治体のイベント方針によって決められる。
 
 
取材・文:木ノ原句望