女子78キロ級 濱田尚里 サンボ仕込み得意の寝技で目指す金メダル【五輪柔道】

柔道

2021.7.29

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濱田尚里 Photo:Itaru Chiba

女子78キロ級代表の濱田尚里(しょうり・自衛隊体育学校)は遅咲きの花。

柔道は地元鹿児島県霧島市の柔道クラブで10歳から始めているが、五輪出場は自衛隊に入隊してから意識し始めた。

「少しずつ全国や世界の大会で結果を残せるようになり、次第に五輪に出たいという気持ちが芽生えてきました」

得意技は寝技。いまや国際大会で濱田が寝技の体勢に入ると、場内からどよめきが起こるほど浸透している。

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濱田尚里 Photo:Itaru Chiba

その寝技のスキルを活かし、ロシアの格闘技「サンボ」の世界選手権で優勝したことも。

とはいえ、寝技を本格的に始めたのも遅く高1からだった。

「いろいろな技ができるわけではない。いまやっている形(寝技)が一番シンプルで自分でもできると思いました」

最近は立ち技の技術も格段に向上。とりわけ足技の技術は目ざましい進歩を遂げているので、対戦相手にとっては驚異だろう。

初めての五輪という大舞台で、濱田は"しょうり"を収めることができるか。