メジャー史上6人目となる2年連続50号 大谷翔平「1打席でも多くいい打席を作りたいというだけ」

野球

2025.9.17

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大谷翔平 PHOTO:Getty Images

<2025年9月16日(日本時間17日)ロサンゼルス・ドジャース対フィラデルフィア・フィリーズ@ドジャー・スタジアム>

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 ドジャースの大谷翔平投手(31)が、本拠地で行われたフィリーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投げては5回を無安打無失点、打っては2年連続50本となる50号ソロを含む2安打1安打と、まさに二刀流で躍動した。しかし、チームは救援陣がまたもや打ち込まれて白星を逃し、連敗を喫した。

 2点を追う8回先頭の第4打席、大谷のバットから待望の一発が生まれた。救援のベテラン右腕ロバートソンの2球目、90.2マイル(約145.2キロ)のカットボールを完ぺきにとらえると、角度37度、速度113.4マイル(約182.5キロ)で飛び出した打球は430フィート(約131.1メートル)先の右翼相手ブルペンに着弾した。

 2年連続50号は史上6人目(7度目)の快挙。ベーブ・ルース、マーク・マグワイア、ケン・グリフィー・ジュニア、サミー・ソーサ、アレックス・ロドリゲス。いずれもメジャー通算500本塁打を超える長距離砲と肩を並べた。

 投げては5回68球で、1四球だけに強打のフィリーズ打線を抑え込む無安打無失点の快投を披露。初回、キング争いを演じるシュワーバーとの対戦では、メジャー自己最速タイの101.7マイル(約163.6キロ)をマークし、最後はスライダーで見逃し三振に仕留めた。これが今季50個目の奪三振となり、8回に50号ソロを打ったことで、史上初の「同一シーズン50本塁打、50奪三振」達成となった。

 初回の第1打席は、二塁内野安打で出塁。第2、第3打席は連続三振、第5打席は投ゴロに倒れたが、まさに投打二刀流で獅子奮迅の活躍だ。しかし、4-0とリードして大谷が降板すると、2番手ロブレスキーが5連打を浴びてまさかの逆転を許してしまう。8回に大谷の50号ソロなどで試合を振り出しに戻すと、9回にはトライネンが9番マルシャンに3ランを浴びてジ・エンド。もはや、おなじみの展開で白星は遠ざかっていくばかりだ。

 こんなチーム状況だけに、試合後は大谷のポストシーズンの起用法に質問が集中した。 2位パドレスも敗れたため、地区優勝へのマジックは1つ減って9。ゲーム差は2のままだが、ポストシーズンへ向け大谷の周囲が騒がしくなってきた。

<大谷翔平投手一問一答>

――登板を振り返って下さい。

プラン通り投げられたかなというのが印象だった。初めて組んだバッテリーでしたけど、凄いスムーズに、お互いの意図を理解しながら1人1人を抑えられたんじゃないかという印象です。

――まだリハビリ課程の中でもう1イニング伸ばすことについては?

限られた中で球数を抑えながら。まず打ち取った打球をアウトに取ってもらったっていうのが一番球数を抑えられた要因だと思う。その中で球数もイニングも伸ばしていけるに越したことはないです。前回がちょっと特殊な登板だったので、少しステップが遅れたというか、そういうのがあると思うんですけど、1イニングでも長く、1人でも多く投げるに越したことはないと思います。

――6回は投げたかった?PSに向けても6回は投げられるようになりたい?

1人でも多く投げたい気持ちはもちろんあります。ただ、僕がどこで終わるか、どこまでいくかと決められるわけではない。フロントの判断や監督がいってほしいと言うのであれば努力しますし、もう下がってほしいというのであればそれに從う。選手としてはその立場ではあるので。いつでもどんな状況でも投げられる状態をまずはつくりたいと思います。

――10月で5回以上は投げさせてくれそうか?

僕に聞かれても"そうです"とは言えないので(笑)聞く相手が違うのかなと思います。

――5回の打席に入る前、ロバーツ監督にもうちょっと投げたいと言いましたか?

体の状態を聞かれたので、調子もいいので"体の状態はいいよ"と伝えました。代えるかどうかの判断は完全に監督に任せているので、体の状態を伝えました。

――昨日シュワーバーが53号打って、今日50号。この状況をどう見ていますか?タイトルへの思いは?

そこは全然、何も感じてはいないですかね。1打席でも多くいいアットバット(打席)を作りたいなというだけなので。チームの順位はいろいろありますけど、まず自分のコントロールできるところを第一に考えて、1日1日頑張りたいなと思っています。

――50号についてはどのような思いがありますか?

もちろん到達できるということは、それだけチームが勝つ確率が高くなると思う。ホームランもそうですし、フォアボールをしっかり取るというのもまた大事な1番の仕事だと思う。状況によって、が大事かなと思います。

――ブルペンが不安定な状況で、自身がブルペンに回ることを想定することはありますか?

いろんな人といろんな話をして、その話も出ました。プレーヤーとしてどこでも行けと言われた時にその対応ができる準備をまずしたいなと思っている。それがマウンドでもそうですし、もしかしたら外野も。リリーフで行くということは、その後のことも考えると外野の守備にも就かなきゃいけないということもあると思う。どんな状況になったとしても、しっかり対応できる準備をしたいなと思います。

――昨季も終盤に好調で、今年も2年連続50号。ボールの見え方などは?

凄い調子がいい時期だな、みたいなのがあまりなく、ここまできている感じ。調子が悪い時に逆に言えばそれなりの打席を送れていたのもそうだと思う。ここまでは残り少ないですけど、いい状態をポストシーズンに向けて合わせられれば最高なんじゃないかなと思います。

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